投稿者: すいちく17 / 34 ページ

『オン・ハピネス・ロード』:市井の人々によって紡がれる台湾現代史【映画レビュー@TAAF2018】

東京アニメアワードフェスティバル2018(TAAF2018)の長編コンペティション部門グランプリ作品、サン・シンイン監督『オン・ハピネス・ロード』のレビューです。台湾の民主化の歴史とそれに絡めるように語られる一人の女性の半生を描いた物語。完成度がめちゃ高いです。後で一次選考委員(堀川憲司さん、本郷みつる監督、叶精二さん(モデレーター))による解説の覚書を追加予定。

『キコリキ:デジャヴ』:このウサギ、マジでイラつくぜぇ!【映画レビュー@TAAF2018】

東京アニメアワードフェスティバル2018(TAAF2018)の長編コンペティション部門出品、デニス・チェルノフ監督『キコリキ:デジャヴュ』のレビューです。自分には合わなかったけど、作品の幅が広いのは良いと思いました。後で一次選考委員(津堅信之さん、堀川憲司さん、叶精二さん(モデレーター))による解説の覚書を追加予定。

【レポート】新文芸坐×アニメスタイルセレクションvol.101 100回記念シリーズ Best of Best(2)『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』

2018年3月31日(土)に開催された「新文芸坐×アニメスタイルセレクションvol.101 100回記念シリーズ Best of Best(2)『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』」のレポートです。トークショー覚書と作品感想。トークゲストは山口勝平さんと鶴岡陽太音楽監督。上映作品はOVAシリーズ『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』全7話。

早瀬耕の『プラネタリウムの外側』はメタSFロジカル恋愛小説という謎ジャンル!【2018年3月に読んだ本 感想レビューまとめ/全5冊】

ライフログです。2018年3月に読了した本の感想を適当に書きます。宮内悠介『超動く家にて』、麻生鴨『伴走者』、早瀬耕『プラネタリウムの外側』ほか。

死者の国なのにファンキーだぜ!『リメンバー・ミー』が楽しい!【2018年3月に観た映画感想レビューまとめ/全15本】

2018年3月に観た映画の覚書です。今月は短編アニメばかり観てました…。東京アニメアワードフェスティバル(TAAF2018)のコンペティション部門(長編4本、短編スロット4プログラム)がメイン。新作は6本しか観てないです。月間ベストは、カラフルな死者の国のビジュアルとトリッキーな脚本が楽しい『リメンバー・ミー』(TAAF2018の『オン・ハピネス・ロード』は別格で…)。

ふわふわもこもこ変な食感! 然花抄院の「然」かすてらは濃厚な卵味!

京都に本店がある老舗っぽい雰囲気の和菓子屋・然花抄院の「然」かすてらと卵蜜です。卵の味が濃厚なかすてらとザラメの食感が楽しい卵蜜。東京では渋谷のヒカリエで買えます。大きさが適当なのでちょっとした手土産にも良いかもです。

パブロ・ポレドリ監督のシニカルな短編『コーポレーション』が良かった!多彩な表現の全11作品【東京アニメアワードフェスティバル2018/短編コンペティションスロット①/ネタバレなし感想レビュー&レポート】

東京アニメアワードフェスティバル2018、「短編コンペティション部門スロット①」で上映された作品の簡単なネタバレなし感想レビューと選考委員解説の覚書です。短編部門優秀賞の『キャサリン(Catherine)』(ブリット・ローズ監督)、豊島区長賞の『ちゅんちゅん(Tweet-Tweet)』(ジャナ・ベクマンベトワ監督)など全11作品。個人的に良かったのはパブロ・ポレドリ監督のミニマムデザイン&シニカルなテーマが光る『コーポレーション』。選考委員解説はエディ・メホングさんと白石慶子さん(モデレーターは叶精ニ先生)。

【映画レビュー&レポート】東京アニメアワードフェスティバル2018「短編コンペティションスロット②」(+選考委員解説覚書):『Negative Space』が眼福すぎてつらい…。【TAAF2018】

東京アニメアワードフェスティバル2018、「短編コンペティション部門スロット②」で上映された作品の簡単なレビューと選考委員解説の覚書です。短編部門グランプリの『ネガティブ・スペース(Negative Space)』(マックス・ポーター/ルー・クワハラ監督)がもう素晴らしすぎて…。選考委員解説は加藤タカさん、白石慶子さん、叶精二さん(モデレーター)。

【映画レビュー】東京アニメアワードフェスティバル2018「短編コンペティションスロット③」:認知症アニメ『メモ』が素晴らしい!【TAAF2018】

東京アニメアワードフェスティバル2018、「短編コンペティション部門スロット③」で上映された作品の簡単なレビューです。認知症を扱った『メモ』、描かれたキャラクターが活き活きと動き出すイィシャン・ワン監督の『私の修正』あたりが良かったです。

【映画レビュー&レポート】『オッド・ソック・イーター』:靴下を(片方だけ)食べる妖精っぽい生き物が繰り広げる、チェコ版『仁義なき戦い』!【TAAF2018】

東京アニメアワードフェスティバル2018(TAAF2018)の長編コンペティション部門出品、ガイナ・ミハイロワ監督『オッド・ソック・イーター』のレビューと一次選考委員(藤津亮太さん、本郷みつる監督、叶精二さん(モデレーター))による解説の覚書です。靴下を片方だけ食べる妖精さんの話です。絵柄はかわいい(?)のにやってるのはマフィア抗争!刃物も出るよ!