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2016年の押井守映画祭の第二夜。今日の目玉はなんといっても『御先祖様万々歳』全6話の上映!!去年の『MAROKO 麿子』上映の際(押井守映画祭2015第三夜)、押井監督が「来年はOVA版一挙上映しようよ!」と仰っていたのが実現した形ですね。それにしても、このラインナップで満員はちょっと予想外!
前回の「押井守映画祭2016 第一夜」のレポートはこちら!
去年の「押井守映画祭2015」のレポートはこちらになります。
前回の「新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.82【Blu-ray発売記念】男泣き!ロボットアニメ祭り!!」のレポートはこちらになります。
トークショー
!notice!
トークの内容につきましては、その場で速記してまとめています。事実誤認、不適当な記述などございましたらご連絡ください。対応させていただきます。
登壇者
押井守監督(かわいいおじさん。以下「押」)
千葉繁さん(かわいいおじさん。以下「千」)
桑島龍一さん(プランナーの人。押井監督と因縁が深い。以下「桑」)
小黒祐一郎さん(アニメスタイル編集長、司会。以下「小」))
新文芸坐・花俟さんによる前説
花 新しい制服になりました新文芸坐の花俟です。ボウリング場感を出しました。この後、富士そばに行く人は順番を守って楽しくそばを食べてください。6時くらいになるおおじさん一人でやってますので(会場笑)。
今回はついに押井監督と千葉さんが対談されます!
『御先祖様万々歳』は「裏・うる星やつら」!
小 桑島さん、『御先祖様万々歳』全話上映ですよ!
桑 去年からやりたかったんですけど、押井監督の後押しもあって実現できました!
千 初めて見る人の反応が楽しみですねえ。
桑 音楽が素晴らしいんで楽しんでください。
小 川井くんの音楽がとても良くて、遊んでいる作品。全て一人でやっていて、音源もなくて、サントラが出なかったんだよ。それでLDにサントラをつけるというのが実現した。だからLDが欲しかったわけじゃなくてCDが欲しかったんだよ、みんな(笑)
桑 サントラの選曲のアイデアを持って行って聞いてもらった思い出があります。
押 全部入ってないんだよね。千葉くんのメニューがわかりづらくて。
千 わかりやすいですよ!
桑 千葉さんの音響監督デビュー作品でしたっけ?
千 その前に「妖鳥死麗濡編」1があって2作目ですね。最初に話を聞いた時に、アニメで舞台をやるということで面白いと思いまして。舞台上で起こりうる音付けを色々やろうということでやりました。押井監督には一切相談しないで内緒でやって、実際に聞いてもらったら「なにこれ??!」「だめですか?」「いやいいよ」ということで採用されたものが多くあります。舞台では、Aテープ、Bテープ、Cテープとあるんですが、やっていると間違ったテープを流してしまうことがあって、そういった遊びをやらせてもらいましたねー。
押 舞台上のハプニングも含めて演出としてやった作品なんですよ。千葉くんのやつで削ってもらったのはおならの音だけ。多すぎて(会場笑)
千 20数種類作りましたね。舞台上ではお腹を使って話すからそういうハプニングもよくあるんですよ。
押 舞台のそういうものを再現してみたいな、と。舞台の人たちが多かったから、大笑いでやってたね。
千 そういう人じゃないとできないですよねえ。
押 声優さんは舞台をやっている人も多くて、その中でもベテランの人たちにやってもらった。
千 カット数が少なくて、一人で(台本を)何ページも話すところがあったりして(笑)
小 長回し多いですよね。
千 犬丸役の古川さんなんかはギター引くシーンで実際にギター持ってきてもらって収録した思い出があります。
小 玄田さんが弾き語りするシーンは?
押 ピアノは動画で合わせるのが難しくて、手元が映らない感じでせめたんだよね。犬丸のギターは合わせたんだけど。あそこは会心の作。ジブリの二木さん2がギター教本買ってきて作画したんです。凝り性なんですよ。このアニメ、チープな感じなんだけど、あちこちですごく凝ってる。伴内とのデュエットシーン3は実際にデュエットしてもらったんだけど、(多美子役の)鷲尾さんはデュエットがあまり上手じゃなくて…。山寺さんはやりすぎでド演歌になってて(笑) 歌のシーンも多くて大変だった。2話からどうしようかな、と思ってた。使い回しも出来ないしね。
桑 でも全話EDが違うんですよね。
押 あそこはちょっとずるしてるんですよ。とにかくお金がなかったですね。ぴえろの10周年記念だったんだけど、あまりお金くれなくてね。もっと売れるかと思ったらしいけど。「『うる星やつら』みたいな作品なんですよ!」と売り込んで。
小 間違ってはいないですよね(笑)
押 『うる星やつら』のラムが詐欺師の話ですよね。師匠4が試写を見て、とって帰って「お前ら押井の真似をするなよ!」と言ったとか。第5話なんてほんとに怒っちゃって…。そもそも初号試写が1話しか無かったの。金の無駄だから、ということで。
千 ほんとに楽しい作品ですよ。
押 僕や千葉くんは面白いと思うんだけど、一般のお客さんは…。
小 押井さんの意図としては『うる星やつら』みたいなもののつもりだったんですか?
押 最初はそのつもりだったの。『うる星やつら』のラムがただの詐欺師だったらどういう話になるのかな、という話。『うる星やつら』のメインスタッフを連れて来てね。永井一郎さんにナレーションをお願いしたのもそういう意図。「裏・うる星やつら」みたいな。嘘はついてないの。
千 そう言われればそうですね。初めて聞きましたけど。ナレーションの永井一郎さんが冒頭で喋るんだけど、ここがすごいテンションなの(笑)
押 あれ、なんでつけたのか覚えてないんだよね。本編と全く関係ないし(会場笑)
小 僕ら、一生懸命考えてましたよ!
桑 一応、家族つながりですよね。
押 ちょっとおしゃれにしたかったんだよね。今思うとまったくおしゃれじゃないけど。あそこもアニメーターが凝っちゃってねー。なんで売れなかったのかなあ。僕の作品のなかで一番売れなかった。「迷宮物件」5の方が売れた。これは『迷宮物語』6と間違えて売れたんだよね。(「御先祖様」は)4本目からガクッと注文が減ったの。誰も買ってくれなかった。6本シリーズなら全部買うでしょ、普通。一回NHKでオンエアしたんだよね。夏休みの子ども向けにね。そこですでに勘違いがあったんですけど。そしたら突然5話がオンエアされなかったの。5話の終わりが問題になったらしくて。たぶん担当者が通して観てなかったのかな。奥さんにいち視聴者として問い合わせてしてもらったんだけど、「フィルムに不備がありまして…」って…。絶対嘘だよね。だってフィルム無いんだもん。今でも深夜アニメでも無理かなあ。時代が変わったんですね。時代の徒花のような作品。
小 CSなら大丈夫です!
押 でもCSでもオンエアされてないんだよね。『MAROKO 麿子』7は一応ロードショーしました。僕はあまり好きでなくて、編集したら面白くなくなっちゃった。無駄な部分というか余計な部分が大事なんだな、ということがわかった。ビデオで観るのもいいけど、小屋でみんなで観たいよね。
桑 Twitterでは応援上映しようという話もありましたね。
押 一回、実写でやってくれという依頼が来たことがあります。
千 小劇団でやりましたよね。
押 舞台では3回くらいやってますね。実は、自分でも舞台でやってみたいということもある。
小 演出されるんですか?
押 演出はやりたくないんだよね。自分の本は演出したくない。誰かにやってほしい。千葉くんやってよ(笑)
千 やりますよ!自分で書いた本てのは思い入れが強いから客観性が無くて、自分の中では面白いわけだけど、引いて見た時にここはいらないな、ということがよくあって、そういうことだと思うんですよね。押井監督の書いたものを僕が演出したらぜんぜん違う切り口になると思う。
押 舞台にはそういう面があると思う。余計客観性が難しい。舞台の仕事が大変だということがわかったので、僕はやりたくないんです。千葉くんがやったやつは観たいですね。永井さんは亡くなられてしまったけど、他の方は健在なので今のうちにやっとかないとまずいかな、という気持ちがあります。
小 押井さんと永井さんの出会いはどこなんですか?
押 『うる星やつら』の錯乱坊が初めてで、あまり仕事上の接点はないんですよ。でも個人的に交流はあって、気が合ったのかなあ。年賀状大嫌いなんだけど、死んだ師匠と永井さんだけとは年賀状のやりとりをしてた。年賀状に一行書いてあってそれがすごく印象に残ってる。『御先祖様万々歳』のあとはすれ違いで、中野の店で飲んだのが最後だったね。父親的なものを感じていて。「紅い眼鏡」8で顔出して参加してもらったりして。不思議な縁ではあったなあ。亡くなった時はショックでしたね。愕然とした。人間的に尊敬できる目上の人がいなくなってしまった。とても面倒見のいい人だったし、精神的に支えてくれた人です。
千 教育者的な人でしたね。芝居のこととなると熱くなって。そういう話をするかと思えば相対性理論の話をしたり。某スタジオでお会いした時に、元気がなかったのでどうしたのか聞いたら、グリセリンの薬を見せてくれて、「これはまずいなー」と思って家に帰って作詞をして、永井さんに歌ってもらうぞ、ということで作ったら一発オッケー。結局、放送はできなかったんですけど(笑)
押 永井さんとの最後の仕事はあれかな、コンピュータ雑誌の付録の『不帰の迷宮』9というラジオドラマ。ありえないほど予算が潤沢でしたね。
小 千葉さんが音響監督で、押井さんが脚本?
押 順番に脚本を書いていく形式で、『御先祖様万々歳』みたいな感じだった。あれもバブルの徒花。
桑 「攻殻機動隊」の次の仕事でしたね。
押 『御先祖様万々歳』と同じで、やってる現場が一番楽しかった。
千 『御先祖様万々歳』は押井さんが最初から全部書くつもりだったんですか?
押 自分でも最後あんなことになるとは…。
千 あの最後、すごくいいと思いますけどね。ほろりとするし。音響監督として、あの最後の音はこだわりました10。
押 長回しが多いから最後はぴえろで間に合わなくて、IGに持ち込んでやってもらった。うつのみやさん11ががんばってくれたけど、全部やっていたからさすがに5話で息切れしちゃって。
千 あれはやけくそのエネルギーなんですかね。エネルギーをすごく感じますね。
押 あの頃は若かったから。今はもうダメ。アニメーション自体が、あの時代は面白がってやっていた。大変だったけど。グラビア向きじゃあないキャラクターでね。アニメ雑誌の取材で一話の概要を渡したら「もっとまともなものをください」と言われて(笑) アニメ雑誌的にはやりようがありません、と。世の中にあってなかったような作品。
千 10年くらい早かったんですかね。今じゃあれだけ冒険できる環境が無いですよね。そういった意味では良い場を与えてくれたと思います。
小 アニメスタイルは『御先祖様万々歳』全肯定派です。うつのみやさん以前と以後で全然違いますよ!
押 劇中で犬丸というキャラクターは別の人が演じてるんだ、というめんどくさい注文をしたんだよね。余計な芝居をいろいろ入れて。キャラクターの二重性を描いてくれと。いわゆるアニメのキャラクターとは違う。当時は元気があったからね。普通は途中で止められるんだけどね。だいたい中止になるんだけど、最後までやらせてくれたのは感謝してる。
千 これは(ぴえろの)10周年記念だったんですよね。
押 途中からそれもなくなっちゃったんだけど(笑) 途中で御先祖様万々歳のテレカも作りました。200枚だけ。
『ガルムウォーズ』で頭が薄くなった押井監督
小 今回は『天使のたまご』と『立喰師列伝』も上映しますけど、ちょっとだけコメントいただけますか。
押 さっきタイムテーブル見せてもらったら、3時から『天使のたまご』なんですよね…。
千 拷問…(会場笑)。
小 いやいや、気持よく見れますよ。ほわーっと。
押 ここを乗り越えれば『立喰師列伝』で一瞬目覚めますよ。『立喰師列伝』は会話劇だからいいの。『天使のたまご』は催眠効果があります。セリフないし、現代音楽だし。『立喰師列伝』は山寺さんが100分くらいひとりでしゃべってる。悪夢の観覧車というシーンがありますが、そこでオチます。明日の朝まで起きていられたらたいしたもんです。作った人間が言うのもなんですけど、自分は自信ない(会場笑)『天使のたまご』は美しい物を目指した作品です。『立喰師列伝』は御先祖様万々歳と同じような作品。
千 どれも実験的ですよね。
押 この3本は売れなかったベスト3ですね(会場笑)
桑 『立喰師列伝』はオムニバスで当初はひとりずつのOVAの予定だったんですが、いろいろあって一本の映画になったという経緯があります。
押 石川12と賭けをして『立喰師列伝』を作ることになったんだけど13、パルムドール取るのと『立喰師列伝』撮るのと、どっちが良かったかといえば『立喰師列伝』。
桑 バンダイビジュアルも消極的に関わってたんですよね(笑)
押 いいじゃん、「パトレイバー」で一杯儲けたんだから!
「ケルベロス」と「立喰師」は実は同じものなんです。日本の戦後史を総括するというテーマからすると、実はとても真面目な作品なの。『立喰師列伝』は役者としてギャラを払ったのが兵藤まこと藤木義勝だけ(笑) 知り合い総動員映画です。お金無かったから。現場が楽しかった映画ですね。でも、そういう映画はお金出した人は不幸になるんですよね。この前のTNG14とか。まだ少し赤字みたいだけど。あれもまとめてみんなで観てみたら楽しいと思いますよ。
小 2週に分ければ出来ますよ!
押 途中でお弁当の時間を作ったりしてね(笑) 『イノセンス』みたいに時間をかけて作る映画とは違う作品ですね。
桑 今、20年越しの映画15を上映してますが…。
押 あれもちょっと苦戦してるみたい。あれも石川と賭けをしてて、目標を超えたら好きなもの撮っていいと言われたんだけど、今回は石川の勝ちみたい。魂削ったというか、髪の毛削った(会場笑)本当に人間ってハゲるんだね。プロデューサーもびっくりしてたもん。日本に帰ってきたら禿げてて。でも「ガルム」みたいな作品も日本ではもう作れない。あれで結構お金かかってて、自分の中では大作に入ると思う。あと1週か2週はやってると思うんで、長めのランチだと思って。お昼ご飯食べに行ってお腹痛くて休んでました、って言ってさ。平日の昼間は私の映画は苦戦してるんですよ。最後にそれはお願いしたい。
『天使のたまご』は寝ててもいいとの監督のお墨付き!
押 『天使のたまご』ってのは全然寝てもらってもいいと思います(会場笑) 良い映画ってのは眠くなるんですよ。僕の好きなタルコフスキー16もそうですけど。眠ってくれても全然怒らない。『立喰師列伝』は楽しい作品ですので、笑ってみて欲しいですね。
上映作品
[cf_cinema post_id=4732 format=3 text=” 本日のメイン!とにかく、新文芸坐の大画面であの放送事故感あふれるオープニング(手描きというのがまた狂気)を観れただけでも元は取りましたね!去年の押井守映画祭では総集編である『MAROKO 麿子』を観てるわけですけど、もはや別物。違いを意識して観ると、トークの時に押井監督がおっしゃっていた「無駄な部分が大事」というのがよくわかります。真っ先に削られるであろうアバンタイトルの永井一郎さんの鳥の繁殖に関する小咄であるとか、随所に挿入される素晴らしい歌。一見するとストーリーの進行を阻害するかのようなこれらの要素が、登場人物たちのキャラクターに厚みを与え、この奇妙な演劇的世界を成立せしめる重要な要素の一つなのだと思います。しかしまあ、第一話の衝撃はすごかったなあ。ドアを開けるまでにやたらめったらくどい会話が続いて笑 多美子のどんでん返しで早着替えするシーンなんかは演劇的ですけど、アニメならではという感じですね。その後に続く奈落の演出と川井憲次さんの素晴らしい音楽ときたら!名曲「興信所は愛を信じない」も本当に良かった!客席の反応もとても良くて、あちこちで笑い声が上がってました。そういう意味では「小屋で観たい映画」だし、応援上映ってのも実現したらとても面白いと思います。いやー、とにかくこれが観れて本当に良かった!”] [cf_cinema post_id=1664 format=3 text=” すみません、寝てました…!まあ、毎年観れるしなあ、という油断もあり、トークでの押井監督の発言もあり…。今回は体力の配分を『御先祖様万々歳』に偏らせた結果ですね。でも、卵が割れるシーンは起きましたね。あと戦車が初登場するシーン。監督自身が言っていたように催眠導入的な要素が多いですね。画面密度は濃いし、美術がすごく良いので画面見てても飽きないんですけど、なんだろう、音楽かなあ。エピローグの世界観ネタばらしはやっぱりいいですね。”] [cf_cinema post_id=952 format=3 text=” 半分くらい寝て半分くらい起きて…。起伏がないからものすごく眠気にやられますね。一回目より二回目、二回目より三回目、という風に、回を重ねるごとに面白くなっていく映画ですが、さすがにこの時間はツライ。愛弟子である神山監督がハンバーガー屋で発狂するシーンと○○○○○ランドが特に好き。続編もそれなりにあるのでこのシリーズだけでオールナイトできそうっすね。まとめて観るとなにみえてくるものがあるかも”]写真など
まとめ
いやー、『御先祖様万々歳』最高でした。今回は、これに尽きますね。トークでも自作についてふんだんに語って頂けたのが良かったです。「『天使のたまご』寝てもいいよ発言」とか。しかし、押井監督のトークは書き起こすと魅力が8割減ですねー。ぜひ生で聞いてもらいたい人であります。次回の押井守映画祭も何が来るやら楽しみです!
[cf_event]
関連リンク
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/
■Webアニメスタイル http://animestyle.jp/
NOTES
- 『デビルマン 妖鳥死麗濡編』。1990年、飯田つとむ監督。フィルモグラフィー上ではこちらの方が後になってますね。『御先祖様万々歳』は1989年。
- 二木真希子(ふたき・まきこ)[1958年6月19日-2016年5月13日]。つい先日亡くなれた方。動植物の描写に定評があったジブリの原画マン。『天使のたまご』でも原画やられてますね。
- 「興信所は愛を信じない」のとこですね。名シーン!
- 鳥海永行(とりうみ・ひさゆき)[1941年10月29日-2009年1月23日]。タツノコプロ出身のアニメーション監督、演出家。『科学忍者隊ガッチャマン』、『ニルスのふしぎな旅』あたりが代表作。押井監督とは世界初のOVAである『ダロス』(1983-84年)で共同監督…をされてますが、至る所で対立し、現場は大混乱に陥ったとか。
- 『トワイライトQ 迷宮物件 FILE538』。1987年。OVAシリーズ「トワイライトQ」の第2話。押井濃度が高い作品。去年の押井守映画祭で
- 1987年。りんたろう監督、川尻善昭監督、大友克洋監督によるオムニバス作品。当初は押井監督も予定されていたとか。大友監督の「工事中止命令」が特に好き。
- OVA版の総集編。1990年公開。昨年の押井守映画祭で上映。
- 『紅い眼鏡/The Red Spectacles』。1987年。いわゆる「ケルベロス・サーガ」の第一作にあたる作品。立喰師も出る。
- アスキー発行の「TECH win」の付録CD-ROMに連載。1996年7月号から1997年6月号まで全12回だそうです。押井守監督、伊藤和典さん、千葉繁さんの3人が順番にシナリオを書いていくという形式だったとか。
- 去年の押井守映画祭でも仰ってましたね!
- うつのみや理(うつのみや・さとる)[1959年4月17日-]。『御先祖様万々歳』はうつのみやさんが初めてレイアウトとキャラデザをやった作品だそうです。
- 石川光久(いしかわ・みつひさ)[1958年10月30日-]。Production I.Gの名プロデューサー。
- 『イノセンス』がカンヌでパルムドール取れなかったという話。
- 『The Next Generation パトレイバー』シリーズ。全13エピソード+劇場版。エピソード5・6「大怪獣現る 前後編」は押井節が大爆発した楽しすぎる作品。ぜひこれもオールナイトで観たい!
- 『ガルム・ウォーズ』。2015年に北米で公開され、翌16年に日本凱旋公開。押井守監督らしさが非常に色濃く出ている良い作品です。売れないというのはわかる。
- 『惑星ソラリス』との共通点…。
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