『M3GAN ミーガン』は正統派のロボットSFだった。

ホラーのつもりで観に行ったのだけど思いの外SFである。ロボット暴走ものだけれども、かなり容赦がなく最高。犬が死にます注意。あれはケイディ(バイオレット・マッグロウ)を守るというよりはかなり私怨が入っており、「ケイディを守る」というのが建前だということが最初からわかってしまう良い場面だと思いました。ロボット三原則の第三条が第一条と入れ替わっちゃってるタイプですね。微罪の人も容赦なく殺されるんだけど、あの二人が助かったのは良かった…。

子守ロボットミーガンが魅力的なのはもちろんなのだけど、主人公ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)もかなり良いキャラ。コレクションを開けさせられる羽目になった際の芝居とか最高。職業倫理がちゃんとしていて、危険物を世に出さないように骨を折るあたりも好印象。

なんか出番あるだろうな〜と思っていたブルースが最後にいいところを持っていくのもかなり最高でした。あと冒頭のあたりがかなり『若おかみは小学生!』。

公式サイト:https://m3gan.jp/

2分間でできること:『リバー、流れないでよ』

京都・貴船の料理旅館を中心に2分間のループを繰り返す小さめのSF映画。ヨーロッパ企画の初長編『ドロステのはてで僕ら』よろしく、「また2分間かよ」「2分間じゃ何もできねえ」と思っていたのですが、これが予想外に豊かな映画。というよりむしろ、「2分間の尊さ」を知ることができる映画ですね。劇中の2分ループは本当に実時間の2分でやっているようで、「2分ってこんなに長かったんだあ…」というのがかなり衝撃的でした。日常であればあっという間に過ぎ去ってしまう2分間という時間で(物理的に)あんな遠くまで行けるという驚き。2分あればラブロマンスもできるし人死にがでる事件も起きるしカージャックもできる。中盤に描かれるカップルの逃避行はややイライラしてしまうのですが、この場面こそが実は本質というか、「エブエブ」的な可能性の探求であることがわかると途端に楽しくなってしまいますね。あと当然なんですが、ループものなので「繰り返しギャグ」と親和性高いんですよね。そういう点でも自分好みの話でございました。

公式サイト:https://www.europe-kikaku.com/river/

最終戦長すぎる:『僕のヒーローアカデミア』第38巻

ここのところずっと思ってるけど情報量多すぎるんですよね…。いや最後だしいいんですが。最新刊が出るたびに最終決戦編を最初から読み直さないと、という気持ちに駆られるのですが、これは『HUNTER×HUNTER』の新刊が出るたびに最初から読み直さないと…!という現象に似ている気がする。

それにしてもみんながみんな出番があるのが素晴らしいんですよね。まあ濃淡は当然あるんですが。この巻だと地味キャラの芦戸さんの見せ場があるのが良かったですね。そういえば最近見ないなあと思っていた士傑の人々がいいタイミングで出てきたのもかなり最高だし、そういやそんな奴いたなあというキャラが思い出したように出てくるのがいいですね。ナガンはマジで「そういやいたわ」なんでアレなんですが、ジェントルとラブラバの再登場はかなり嬉しい。経営課とかジャーナリストの人たちの見せ場があるのも良かったですね。ヒーローだけではなくて、兵站を描いた作品は大抵名作という偏見があるので…。

しかし、これいつまで続くんだ?という気持ちは若干ある。早く休ませてやってくれ…。

西池袋でクレイジーなビアバーを発見…。「Two Fingers」

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13230958/

池袋西側の住宅街を徘徊している時に素敵なビアバーを発見。とりあえずロゴが良すぎる。

席数はカウンター4、テーブル2×3というかなりこじんまりとしたお店。このスペースでタップ数10というのもすごいのだけど、全部丁寧に説明しくれるのが凄まじい。愛だなあ。

フードは少なめだけどちょくちょく面白いものがあって楽しい。

かわいいね。

駅から遠いのがアレだけど、これは通うわ。ロゴが良すぎるし。