はじめに

 ようやくわかってきたんだけど、映画を観る本数、読書とトレードオフですね。今月はそこそこ本数観れたけど、その分本が読めなかった…。あと残業しまくってるのがなー。9月10月は映画祭もあるので多めになると思います。今月は『ミッション:インポッシブル フォールアウト』『ペンギン・ハイウェイ』

本の方のログ

今月のおすすめ!

[cf_cinema format=3 no=1 post_id=9296 text=” そんなに期待してなかったんですよ…。前作の展開も全く覚えてないし、キャストもトムクルとサイペグぐらいしか覚えてないし…。しかも上映時間が2時間半近いんでしょ…。スパイ映画だから途中で細かいところがわからなくなって寝ちゃいそう…。まあ長いし、マイル貯めるために観るか…。ってテンションで観たんですが、、、全然寝てる暇ねーーー!!今までで一番面白いMI!初っ端アホみてーなミスでプルトニウム奪われて「え、こいつら大丈夫かよ…」って思っちゃってごめんね(でもあれ凡ミスだと思う)!いきなり世界三大聖地で核爆発が起きる展開にも驚かされたし、その後のどんでん返しも最高!直後に出てくるゲストキャラのウォーカーおじさんも最高!!ヘンリー・カヴィルがいい男すぎて無理になった!!定番のカーチェイスも何故か2連続!!パリの町並みをしっかり魅せてくれて、フィルム・コミッショナーもにっこり笑顔になっちゃいますね。中盤、謎の美女ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)のレーン(ショーン・ハリス。前回いたあのおっさんだよ。俺も忘れてたけど。)奪還計画の片棒を担がれそうになった時の力任せのやり口がまたいいんですよね~。手垢のついた言葉だけど「大勢を救うために一人を殺せるか」という命題をトラックで豪快に川に突き落とす!!ここでまた車内の兵士たちがシェイクされる様子をコメディっぽく映すのも気が利いてるー!最高!!後半のヘリのチェイスシーンも明らかにイーサンが操縦知らない感あって色んな意味で緊迫感マシマシだし、最後の決闘も崖が恐ろしすぎてタマヒュンもんだぁー!!このクライマックスの場面はいくつかのグループに分かれて進行してるんだけど、どれも味が違ってて3度美味しい素晴らしい。廃屋の場面とか思わず「エグジー(サイモン・ペッグ)がんばえー!!」って応援しちゃう(応援上映やったらめちゃ盛り上がりそう!)。で、これらのシーンだけでも相当おなかいっぱいなんだけど、メインディッシュはタイトルにも書いた「トム・クルーズが全速力で走る」シーン!!フォームがねー、もう最高にかっこいい!!しかも屋根の上とかやで!!こいつはヤベーよ…。尊い…。このシーンだけでも1,000,000,000点くらいだよ…。みんな観て!”]

観た映画一覧(時系列順)

[cf_cinema format=3 no=2 post_id=9143 text=” いやまー、なんというか「とてつもなく変な映画」だった。中盤の退屈さ、久々にオールナイト以外の映画館で寝るところだったよ…。個々の場面はビジュアルもいいし、意味も通っているのだけれど、通してみるとわけがわからない。「細田監督、ヤクキメながら作ってたのか??」と思いながら観てました。いや、テーマはわかるんですよ。というか、最後の最後に未来ちゃんがご丁寧に説明してくれるのでバカにもわかる親切設計。クライマックスっぽい雰囲気を醸し出しながら、ものすごい勢いで〆に入る展開、これはこれでスピード感があって面白い(褒めてません)。主人公のくんちゃんが建築家のお父さん設計の変な構造の家(散々叩かれてるけど、個人的にはすごく住みたい)の中庭に出るとタイムスリップする…のか妄想のなのかわからないのだけど、とにかくそんなトリップが何回も繰り返されてやや飽きる。初っ端の犬のくだりとか、「この空間はなんでもありだよ」宣言なのかもしれないけど、正直、意味がわからない。人の尻尾もぎ取って自分のケツに刺します普通?まあ4歳児に論理的思考を求めるのは間違ってるかもしれないけど、単に監督がケモショタを無理やり入れたかったのでは、と邪推してしまう。『この世界の片隅に』が日常の普遍性で過去と現在と繋いだのとは対照的に、『未来のミライ』は個別具体的な個人の「血」で時間を結びつける。そのアプローチ自体は別にいいんだけど、いやそもそもそのルーツを探るモチベーションが4歳児にはないですよね?という。物語を駆動するものがなにもない物語。あと未来ちゃん詐欺。未来の未来ちゃんあんま出てこないじゃん。タイトルに偽りありだよ。未来の東京駅のデザインは良かった。装飾の重厚さとか仄暗い未来感、案内板にアラビア文字が入っているのとか好き。まあ「なんで東京駅なのか」とかは全く説明無いんですが。東京駅でくんちゃんがジュースを飲むシーンの作画のきめ細やかさも良かったなー。あと子無し男3人で観た共通の感想は「くんちゃんの泣き声がリアルだけどうるさすぎてうんざりする」。実際の子育ての現場を観客に体験させたいという意図があったのだろうか…。よくわからないな…。あ、あと『夜は短し歩けよ乙女』ではなんか違和感あった星野源(お父さん役)がすっごく上手くなってた!良き。”] [cf_cinema format=3 no=3 post_id=9148 text=” ま、原作ファンだし一応観ておくか~、と軽いノリで観に行ったら完全に打ちのめされてしまった…。さすが、アクションのBONESというだけはあって、アクション作画の密度が凄まじい。『ストレンヂア 無皇刃譚』を思い出す。開幕早々、若き日のオールマイトの活躍からもうすごい。全盛期のオールマイト、強すぎる…。動きにキレがあってテンポの良い戦闘。中盤の80階植物プラントでの爆轟&轟 VS 名無しヴィラン×2のバトルもグワングワン回りこむは中村さんのブロックが乱舞するわで大盛り上がり!クライマックスの大ボスとの戦いもすごい。あのダッシュのフォーム、笑っちゃうくらいすごい。ボスがハガレンっぽくてBONESらしい。〆の師弟スマッシュ、パンチを繰り出す前にオールマイトが腕組んで直立してるのとかめちゃくちゃエモいわ…。最初、出ないかなと思ってた雄英1-Aの面々も、思った以上に活躍していて大満足。特に峰田くんは愛されてるなあ。一番活躍してて意外だった。上鳴はここぞというところで全く役に立たずバカになって荷物になってた。美味しすぎる…。脚本もね、安定の黒田さん!黒幕の動機が「え、そんなしょぼいの…。」と最初思ったんだけど、なるほど、そういうことね。「平和を守ろうとして悪に染まる」、わりとありがちだけど、この物語においてはまた別の意味が生まれている。オールマイトが「秘密」を伝えていれば問題は起きなかったというのは簡単だけど、各々が自分の正義を信じて起こってしまったというのは切ないし、リアリティがある。作品全体のテーマである「継承」もしっかりと盛り込まれていて、「2人の英雄」というダブルミーニングも上手い。単なるTVアニメの映画化、を超えた傑作。原作読んでなくてもなんとなく理解できると思うのでみんな観て欲しい。”] [cf_cinema format=3 no=4 post_id=9217 text=” フォロワーさんにおすすめされて。この映画、音楽がとにかくいい!特に劇中何回も流れるテーマソングの軽快で脳天気な感じで脳みそにこびりついてくる。知らず口ずさんでしまう中毒性。内容的にはガンガン人が死んでるんだけど。「事故物件に一瞬だけ住んで部屋の事故情報をクリーンにする」という主人公・御子の職業が面白い。この御子さん、霊感があるから住むところ住むところ必ず幽霊出てくるんだけど。なんでこんなやつをこんな仕事につけたんだよ!と思わずにはいられないけど、幽霊見えないやつが事故物件に住んでも面白くないからオッケーですね。出てくる幽霊が揃いも揃って自己主張強くて最高!最初に出てくるのが渋川清彦ってのも最高!自殺したくせにいつもの渋川清彦なのね。渋川さんもすっかりメジャー俳優になっちゃいましたねー。チンピラっぽい役がやはり上手い!話自体は引きこもりの少女が社会復帰するための話で新鮮味はないんだけど、そこに元気な死人を入れてくるあたりがいいよね。最後の「真犯人」を捕まえるくだりは若干変な展開なんだけど、まあ、それも含めて後味のいい映画ではある。しかし、地味だなー。とりあえずサントラは買った。”] [amazonjs asin=”B07DGN2C4M” locale=”JP” title=”映画「ルームロンダリング」 オリジナル・サウンドトラック”] [cf_cinema format=3 no=5 post_id=9224 text=” 「新文芸坐シネマテークVol. 23 クロード・シャブロル」第一夜にて。彷徨う女が過去(というほど昔ではないけど)を回想するという地味ーーーな展開ながら、一時も画面から目を離せないのはマリー・トランティニャンの魅力ゆえだろうか。もちろん、このベティがどうしてこういう場所に流れ着いたのか、というのも気にはなるのだけど、トランティニャンの一挙一動に魅了される珠玉の1時間40分。なんだろう、これは演出の手腕なのかな。何気ない動作がとても愛おしく感じる。仕事帰りにこういう文芸映画を観るとたいていどこかでウトウトしてしまう瞬間があるものだけど、この映画は最後まで緊張感を持って観ることが出来た。トランティニャン演ずるベティもいいんだけど、彼女の庇護者となる謎の女性ローラ(ステファーヌ・オードラン)の佇まいも素敵。物語はベティとローラの会話を軸として進んでいくのだけど、これが単なるキャッチボールではなくて、生存をかけた戦いであったことがエピローグで語られる。このあたりの仕掛けはなんとなくそうかな、と思っていたことが大寺先生の講義でしっかりと整理して言語化して頂けたのが良かった。抑圧と解放を暗示するドアの使い方も面白かったなー。半開きにするのが上手い。ところで、観終わって連想したのが湯浅政明監督の『夜は短し歩けよ乙女』と岡田麿里監督の『さよならの朝に約束の花をかざろう』。前者は、登場人物が終始酒を飲みまくってる点、後者は「子ども」(≒家族)を女性の自由を縛るものとして描いている点に共通するものを感じた。特にこの映画では主人公ベティを「母親」ではなく、一人の女性として描いているのが好き。日本だったら「子は鎹」とでも言わんばかりに母と子の愁嘆場が挟まれようところをスルーっと流していくこの感覚。母である以前に一人の人間として描いている。観ようによっては「無責任な母親」なんだけど、シャブロルはそこにいかなる評価も加えない。ただありのままを提示する。そこがやはり良い。”] [cf_cinema format=3 no=6 post_id=9231 text=” 前作、もう14年前なのかー。全く覚えていない…。けど、調べてみたら前作の直後から始まってるんですね。見返さにゃ。前作と同様、今回もめっちゃダウナーなとこから始まるんですよね…。前作の最後に出てきたアンダーマイナーを退治しようとしたら街が壊滅して、みんなから「余計なことすんな!」とか言われんの。思えば、前回あれだけ活躍したにもかかわらず、結局「保護プログラム」は無くならず、ヒーローなのに底辺生活…。狭いモーテルで一家5人が不味そうな飯食ってるところとか泣ける…。この場面でボブとヘレンが「法を犯して正義を守るべきか」「法に則って悪を見逃すか」という議論を繰り広げるんですが、この映画、ちょくちょくこういう場面があります。華やかなビジュアルとコミカルな内容とは裏腹に、「法と正義」についての内容が盛り込まれているのが面白い。だから彼らのやってることって、バットマン的というかヴィジランテ(自警団)のような位置付けなんですよね。単に敵を倒すのがゴールではなくて、スーパーヒーローという存在を法によって認めさせる、ある種の基本的人権を求めるための政治的戦いという側面があって、このあたりはマイノリティの権利を求める近年の社会的ムーブメントと呼応しているように感じます。そういえば、今作の敵である「スクリーンスレイヴァー」もなかなかに現代的。スクリーンを通して観るものを洗脳する能力を持ったヴィランなんだけど、彼(?)が語る「お前たちはソファで美味しいお菓子でも食べて洗脳されてくれていればいい」なんて言葉は皮肉たっぷりで聞き応えがある。あの場面の演出、ちょっと押井守みがあった。アクション的に盛り上がったのは、クライマックスの船での戦いもいいけど、中盤のジャックジャックとゴミパンダ(アライグマ)の小競り合い。ジャックジャックの能力、危なすぎる…笑 エドナよく生きてたな。あと、エンドロールのヒーローソングメドレーが最高!”] [cf_cinema format=3 no=7 post_id=9240 text=” 「新文芸坐シネマテークVol. 23 クロード・シャブロル」第二夜。先週の『ベティ』が「女の映画」だとしたら今回は対照的な「男の映画」。まあ単に主人公が女と男というだけでジェンダー的な意味合いはないのですが。ラヴァルダン刑事役のジャン・ポワレの佇まいがとにかく様になってる。マリー・トランティニャンのベティもそうだったけど、シャブロルの登場人物の描き方、奇をてらったところはなにもないのに魅力的に描かれていて、ずっと観ていられますね。相棒のぽっちゃり系警官(ワトスンくん)とのやり取りも、微妙に噛み合わなかったりして、このあたりも探偵ものの定番といった感じ。最後のオチも「冤罪じゃん!」とも思うけど、それまでの熱血漢的な脱法捜査を観ていると納得。ラヴァルダン刑事、人間だよなあ。っていうか女の子に弱いよね。わかる。表現面で面白かったのは、やはり犯罪シーンを真上から撮ったビデオカメラの場面。まさに神の視点ですね。神に仕える者が神の視点によって、その悪事を見られているという皮肉。じゃあ、そのカメラの持ち主であるマックス(ジャン=リュック・ビドー)は神なのかというと、全くそんなことはなく、こいつはこいつでクソだというのもまたアイロニックで面白いポイント。個人的に良かったのは、モンス家にやってきたラヴァルダンが部屋に入って最初に十字架を取り外して椅子に置く場面。彼は帰りにも同じ動作を繰り返し、十字架をもとに戻しているんだけど、ここには、この事件における神の介入を退けるような意味が感じられて、全体のテーマとも通底するように思いました。DVD出てないので見返せないのが残念!”] [cf_cinema format=3 no=8 post_id=9243 text=” うーん、これは…。最後にアレでオチつけようとするのはなかなか厳しくないですか。ほぼ夢オチじゃん。ドゥニ監督の『複製された男』に少し似てますね。オチがわかっちゃうと「ただの不倫話じゃん…」となるんだけど、過程については見どころが多く、飽きない。特に主役のマリーヌ・バクト!アバンタイトルの睨めつける視線からもう惹きつけられてしまう。パンツスーツ姿のスタイルの良さ!ホワイトキューブが実に良く合ってる。彼氏役のジェレミー・レニエもヒゲがいいよねー。ポールとルイの兄弟は正反対の性格という設定で、実際に対照的な部分(暴力性とか猫とか)が強調されてるんだけど、本質的には同じなんじゃないかと感じた。「双子取り違えトリック」絶対出てくると思ったけど、さすがにあれは気づきませんかね…。まあ全部が全部、夢みたいな話なんでこれを言っても詮方無いんですけども。リアルすぎる夢の話ですね。ペニバンの場面とか3Pの場面とか欲望がダダ漏れになっちゃってる感じも良かった。あと猫が可愛くて物語のポイントになっているのも好きポイント。猫が気になって、途中めちゃくちゃドキドキしちゃったけど…。良かった、逃げちゃった猫はいなかったんだ…。”] [cf_cinema format=3 no=9 post_id=9248 text=” 原作未読。いつもの森見作品のイメージ(『四畳半神話大系』とか『夜は短し歩けよ乙女』とか)で臨むと、えらい爽やかな青春冒険成長譚ジュブナイルSFという感じで驚く。石井監督の作風と合うのかー?と思っててごめんなさい!めっちゃ合ってるー、ていうかベストマッチじゃん…。いきなりおっぱいから始まるのでそのへんも驚いたけど。アオヤマ君(cv.北香那)のショタボイス最高!蒼井優のお姉さんもっと最高!この二人が「住宅地に突然出現したペンギン」の謎を巡って右往左往する一種のバディものとして観れるんだけど、アオヤマ君はマセガキだし、お姉さんは掴みどころがないしで、このへんは森見登美彦作品らしさがありますね。同級生のウチダ君(cv.釘宮理恵!!ヤバイ!!)はまんま『陽なたのアオシグレ』の陽向君ですよね。クライマックスの「ペンギンパレード」のシーンも「アオシグレ」を観ているとニヤリとできる場面だし、このあたりの旧来ファンへの目配せと言うか寄せ方が上手い。で、「住宅地にペンギンが出てくる」だけだとファンタジーなんだけど、中盤の「海」のあたりから一気にSFに傾いていくのもSFファン的には嬉しいサプライズでした。予告とかにも全く出てこないから、これは上手いなあ。本当に驚いた。ていうか原作ちゃんと読んでから行けば良かった…。こないだ買った「ソラリスTシャツ」着ていったのになー。性的に消費したとかで叩かれてますが、このへんはグレーと言うか、少なくとも劇中で「お姉さん」を消費する展開はないんだけど、その外側では消費するように誘導しているとは言えると思う。ただ、それを抜きにしても映像の瑞々しさや音楽との調和、「喪失」をめぐるテーマなど見どころが多く、おすすめできる作品ですね。表層だけ掬いとっても楽しいし、考察する楽しさも味わえると思います。”] [cf_cinema format=3 no=10 post_id=9294 text=” 始まって5分でスマートすぎる万引きを披露するサンドラ・ブロックにもう脱帽。『オーシャンズ11』のリメイクというよりはもはや別物ですね。向こうは金庫のセキュリティが壁だったけど、こっちは人間が壁というのも面白い。こうなると要所要所の「男」を色仕掛けで攻略していくというのがセオリーだと思うんだけど、女性を主人公に据えながら、そういった安易な展開で物語を進めないのがモダンな価値観で好感度高い。女性でも安心、というかみんながみんなかっこ可愛くて最高なのでこれはカップル向けですね。推しキャラはデザイナーのローズさん(ヘレナ・ボナム=カーター)。あの巻き込まれてく感じ、いいよね。めっちゃ貢献してるし。犯行の舞台はMETガラなんだけど、そこに至るまでの仕掛けがあまりにも回りくどくて細かいので、途中までどうなるのか全然わからなくてやきもきする。その分、仕掛けがピタゴラスイッチ的に連鎖していくパーティーのクライマックスシーンは最高に盛り上がるんだけど。みんなのドレス姿もいいわ~。ちなみに、色仕掛けはならぬ「犬仕掛け」が用意されていて、セキュリティ会社のおじさん、あれはあかんけど、気持ちはわかるわ~。絶対クリックしちゃうでしょ…。それはそれとして、「オーシャンズ8」と銘打っておきながら、8人目が全然出てこなくて、「これはもしかして途中居眠りして見逃したか、数が数えられなくなってしまったのか…」と恐れおののきながら観ていたのですが、えー、お前が8人目なのー!めっちゃ美味しい役やん。こうなったら彼女の本格的な活躍も観たいし『オーシャンズ9』、是非作って欲しい!!”] [cf_cinema format=3 no=11 post_id=3246 text=” 「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol.106『この世界の片隅に』二度目の夏」にて。いやー、『この世界の片隅に』が大当たりしたおかげでオールタイムマイベストのこの映画を毎年スクリーンで観られるの本当に嬉しい!毎回、結構な人が未見で来場されてて、そういう意味で布教してくれてるのもファン的には最高に嬉しい。ありがとう新文芸坐さん!ありがとうアニメスタイルさん!DVDは持ってるけど、劇場で観るのがいいんすよねー。今回は35mmだし。そういえばトークショーで『アリーテ姫』はそもそもDCPが無い、という話を聞いてなるほど、となりました。マイマイは「このせか」公開の時にBlu-ray作ったんだし、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開を記念して『アリーテ姫』もBlu-ray化して欲しいですね(あとサントラも)。今回はトークショーの内容を踏まえ「金色」に注目して観てました。確かに金色だ…(いまさら)。”] [cf_cinema format=3 no=12 post_id=6565 text=” 『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』『この世界の片隅に』、この3つ、もう定番のセットですね。「マイマイ」は明るい色彩に反して、とにかく後半の展開が辛くて…。良かれと思って香水で殺しちゃうところとか、先生が実は…とか首吊りとか…。まあ前半の貴伊子(水沢奈子)の色鉛筆のくだりとかもすごく嫌なんだけど笑 ところで、物語的な時系列としてはこちらが『この世界の片隅に』の後なんですよね。戦後10年でこんなにも復興してて、みんなが日常を生きているのが地味に驚き。テレビがないくらいで貴伊子ちゃんちなら普通に住めそうですしね。むしろ広くて羨ましい。あとやっぱりマイマイは音楽が印象的だよなー。耳に残るというか。貴伊子ちゃんのテーマがいかにも令嬢感あって好き。ちなみに本作はDCPがあるはずなのに、色々あって今回は35mmフィルムでした。松竹ゥ…。”] [cf_cinema format=3 no=13 post_id=6008 text=” この映画も毎年定番になりつつありますね。12月にロードショーになる(予定の)『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が出てきたら連続上映とか、毎年交互に上映するとか、いろいろ幅が広がりそう。トークの方でかなり気になる話として「(さらにいくつもの)の方では現在のバージョンの一部が削られるかもしれないし、そうでないかもしれない」「どこの部分を入れるか吟味している(え!間に合うの??)」といった話題が出てました。いずれにせよ楽しみですねー。結構尺あるんだけど、特に後半は気にならないテンポ感(前半は寝ちゃった)。”]

まとめ

 今月もいい映画多かったけど、やっぱり不意打ちの『ミッション:インポッシブル フォールアウト』が抜群に面白かった!

 見逃しちゃったやつは、映画クラスタでめちゃくちゃ評判良かった鈴木卓爾監督の『ゾンからのメッセージ』。ポレポレで再上映決定したので今回は絶対行く!!あといつものボンクラ映画だと思ってスルーしてた『センセイ君主』ね…。評判いいぞって気づいたときには朝9:00台とかで…。来月観れたら観ます。

 来月はとりあえず『フリクリ』新作2本はマスト。あとやたら前評判が高い『MEG ザ・モンスター』。あと遅ればせながら『ウインドリバー』観ます!