おひるねラジーズ

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【本のレビュー】今月読んだ本【2018年1月】

      2018/02/15


はじめに

 映画の方と同じくライフログ的な意味で本の感想をゆるゆるっと記録していきたいと思います。

映画の方のログ↓

 おひるねラジーズ 
【映画レビュー】今月観た映画まとめ【2018年1月】
ライフログ的なやつはじめました。2018年1月に観た映画(新作・映画祭・特別上映etc)の感想まとめです。今月のベストは『パディントン2』、そしてまさかの『中二病でも恋がしたい! Take on me!』でした。

良かった本5冊くらい

星野茂樹(原作)/石井さだよし(作画)『解体屋ゲン』

 今月はひたすらこれを読んでました…。前々から気にはなってたんですけど、Amazonでセールがあったので31巻までまとめて購入。31巻まとめて買って6,480円!安い!(今は普通の値段になってますけど)物理書籍がないので、必然的にkindleオンリーなんですが、出していただけるだけありがたい!ちなみに、現在700話超、75巻分くらいのストックがあるそうです。まだ半分も読んでないのか…。内容は率直に言って「すまい版『美味しんぼ』」で、そこから説教臭さとイデオロギー臭を抜き取った感じ。要するにめちゃくちゃ読みやすく、かつ面白い!主人公は爆破解体のプロフェッショナルで、一見すると脳筋野郎っぽいんだけど、立ちはだかる難題を機知に富んだ方法で解決するかと思えばハンマー持ってヤクザの事務所に突撃したりするので最高(笑)!!基本的に人情ものなのでみんなハッピーになって終わるのでめちゃくちゃ安心感があります。けっこう長い連載なので、『美味しんぼ』と同じように、登場人物たちの関係や内面が変わっていくのがいいですね。結婚とか子育てとか。まあ読んでみてください、とした言えない。ちゃんと魅力を伝えられる記事を書いてみたいですね。

リリー・ブルックス=ダルトン『世界の終わりの天文台』

 今年の新作SF1本目。リリー・ブルックス=ダルトン、知らん人やなーと思ったらデビュー作だそうで…。極地と宇宙、全く交わらないように思える二つの場所で人類最後の日々を送る老科学者と宇宙飛行士たち。沈黙する無線機。世界は果たして滅亡してしまったのか?あらゆる「終末もの」の極北とも言える作品で、この強烈な孤独感は唯一無二!クラークの『都市と星』の滅亡っぷりが近い気がするけど、あれもけっこう生き残ってるしなあ。この作品、本当に世界の状況がわからないんですよ。登場人物、10人もいませんしね。人類初の木星調査船の方は宇宙飛行士いるからまだいいけど、北極に取り残されたおっさんは幼女と二人っきり。しかも寒そう。人生拗らせてるし、めちゃ感情移入しちゃう〜。彼のパートの最後がもう、ね。ハッピーエンドとはとても言えないのにあんなに安らかでいいんだろうか。くま〜。非常にオススメ。

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【本のレビュー】『世界の終わりの天文台』:なんかしらんけど世界が終わってたっ...
リリー・ブルックス=ダルトン『世界の終わりの天文台』(原題:GOOD MORNING, MIDNIGHT)のネタバレなしレビューです。「どうやら終わってしまったらしい」世界の極北で生きる老科学者と少女、そして地球に帰還しつつある人類初の木星探査船の人々。過去を反芻する...

アンディ・ウィアー『アルテミス』


 『火星の人』で一世を風靡したアンディ・ウィアー先生の新作です。今度の舞台は月面都市「アルテミス」。主人公が女性だったり、濃厚な政治策謀劇だったりと、前作といろいろと対照的なんですが、主人公のノリはマーク・ワトニーまんま!下ネタ大好きでポジティブで賢い!なんか既視感あったんだけど、アレだ。「スレイヤーズ」シリーズのリナ=インバース! まさか21世紀のSFであのテンションのキャラを見せられるとは…。ちなみに職業は密輸業者兼ポーター。なんだけど、きな臭いことには首を突っ込まない、と思いきや大金に目が眩んで陰謀に巻き込まれていくのでした…。基本ノーテンキだから安心して読める。見どころは人類初の月面都市アルテミスの設定の細やかさ。運営がケニヤの一企業だったり、主な産業が観光業だったり、あと火を使うのに厳重な規制があったり。月面都市の生活をリアルに描いた作品て意外となかったよね〜。クラークの『静かの海』とか思い出したけど、あっちより時代が進んでるだけあって、具体的で持続可能な月面都市というものが構築されてる感じですね。アルミニウムを精製する過程で生じる酸素のおかげで空気がありあまってるとか。面白い。ストーリーも七転八倒、ハラハラドキドキ時々ホロリ、そして何よりテンポがいい。これも超オススメ!! あとで長めのレビュー書きます!

森見登美彦『有頂天家族 二代目の帰朝』

 すげー今更だけど、『有頂天家族』と続けて読みました。前作もそうだったけど、今回の伏線の張り方と最後の怒涛の回収は更に凄いね。このボリュームでねー。登場人物の関係性が緩やかに変化していくのが見どころかな。海星がついに姿を見せたりするし。そういえば、この作品(というか森見作品全般)、あまり死というもののネガティブさを感じさせませんよね。狸鍋のくだりとかね。ヴェネガットっぽいドライな突き放し方でもなく、湿っぽく泣いたりもしない絶妙なバランス感覚。自分の親父を食べた女と普通に付き合うってなかなかできることじゃあないですよ。そして、またこの第二巻が歯切れの悪いというか、いい感じのところで終わっちゃってるんですよねー。弁天様、これから救われるんですかねー。とりあえず、第三巻はまだか!(一巻と二巻の間で8年弱空いているので次は2023年くらいっすかね…)

白井カイウ(原作)/出水ぽすか(作画)『約束のネバーランド』

 「このマンガがすごい!2018」のベスト1ということで、どんなもんじゃろと1巻を買ってきたらあっという間にハマって全巻買ってしまいました…。くやしい…。少し子どもたちの能力がチートすぎるような気もしますが、ママとか鬼とかがさらに強力だからちょうどいいのかな…。個人的には第一部の「GFハウス脱獄篇」が脱出ゲームっぽさがあって好きですね。第二部以降は冒険ファンタジーっぽくなっちゃって微妙かも。鬼の身体能力が高すぎて、子どもたちが逃げ切るのに説得力が無いような気がする。ただ、あの奇妙な世界観の謎がこれから徐々に解明されていくのが楽しみで目が離せない作品です。ちなみに、推しキャラはシスター・クローネです。策士策に溺れる系キャラって好き。あと絶対ノーマン生きてる気がする。

まとめ:その他良かった本&来月読む本

 なんか買って積んであった。人間関係が濃密ではなく、街の片隅にある庶民的なビストロの中で完結しているのでサラッとした読み心地。事件も他愛のないものばかりで、トリックも複雑怪奇とは言い難い。シェフがズバッと斬り込んで1ページくらいで解決してしまうのがもったいなくもありすっきり感もあり…。続編も読みます!あと読んでるとお腹が空きますね。ヴァン・ショー(ホットワイン)飲みたい。

 近藤聡乃先生、『A子さんの恋人』から入った口なんですが、ニューヨーク在住というのをこの度初めて知った次第。ゲラゲラ笑いながら読みました。普段全く怒らない彼氏が静かにキレるエピソードが印象深い。あと食べ物関係のお話が面白いかったですね。

 2018年2月に読む(買う)予定の本は下の通り。『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』は『紙の動物園』のケン・リュウ選。現代中国SF、今ホットなジャンルなので期待大。『超動く家にて 宮内悠介短編集』も、今もっとも熱い日本SF作家と言っても過言ではない、宮内先生の短編集。まあ外れはないでしょう。2月、3月は積ん読も消化しないといけないのでとりあえず2冊で…。


読んだ本一覧

suitikuの本棚 – 2018年01月 (72作品)
解体屋ゲン 4巻
解体屋ゲン 4巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 3巻
解体屋ゲン 3巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 5巻
解体屋ゲン 5巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 2巻
解体屋ゲン 2巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 1巻
解体屋ゲン 1巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 7巻
解体屋ゲン 7巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 11巻
解体屋ゲン 11巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 9巻
解体屋ゲン 9巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 10巻
解体屋ゲン 10巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 8巻
解体屋ゲン 8巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 13巻
解体屋ゲン 13巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 12巻
解体屋ゲン 12巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 6巻
解体屋ゲン 6巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 16巻
解体屋ゲン 16巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 14巻
解体屋ゲン 14巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 15巻
解体屋ゲン 15巻
星野茂樹
読了日:01月20日
評価5


解体屋ゲン 17巻
解体屋ゲン 17巻
星野茂樹
読了日:01月21日
評価5


解体屋ゲン 18巻
解体屋ゲン 18巻
星野茂樹
読了日:01月21日
評価5


解体屋ゲン 22巻
解体屋ゲン 22巻
星野茂樹
読了日:01月22日
評価5


解体屋ゲン 19巻
解体屋ゲン 19巻
星野茂樹
読了日:01月22日
評価5


解体屋ゲン 20巻
解体屋ゲン 20巻
星野茂樹
読了日:01月22日
評価5


解体屋ゲン 21巻
解体屋ゲン 21巻
星野茂樹
読了日:01月22日
評価5


解体屋ゲン 23巻
解体屋ゲン 23巻
星野茂樹
読了日:01月22日
評価5


解体屋ゲン 24巻
解体屋ゲン 24巻
星野茂樹
読了日:01月23日
評価5


解体屋ゲン 25巻
解体屋ゲン 25巻
星野茂樹
読了日:01月23日
評価5


解体屋ゲン 27巻
解体屋ゲン 27巻
星野茂樹
読了日:01月24日
評価5


解体屋ゲン 26巻
解体屋ゲン 26巻
星野茂樹
読了日:01月24日
評価5


解体屋ゲン 29巻
解体屋ゲン 29巻
星野茂樹
読了日:01月24日
評価5


解体屋ゲン 28巻
解体屋ゲン 28巻
星野茂樹
読了日:01月24日
評価5


解体屋ゲン 30巻
解体屋ゲン 30巻
星野茂樹
読了日:01月24日
評価5


解体屋ゲン 31巻
解体屋ゲン 31巻
星野茂樹
読了日:01月25日
評価5


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