鬼太郎3期
3月は『ゲゲゲの鬼太郎』第3期を観ていました。1985年放送開始で「地獄編」も含めるとシリーズ最長の全115話。自分の世代的にはこれが一番近くて、田舎の早朝(朝5時とかのやつ)に再放送でやっていたのを観ていた記憶がうっすらあります。内容は覚えてなかったけど、EDの蟹坊主は覚えているという。
内容としてはバブルの好景気を反映してか、とにかく明るく基本的にはハッピーエンド。ゲストキャラの夢子ちゃんもロリコンブームの最中という雰囲気のキャラクターで、最初はとっつきにくいものの、次第に魅力的になっていくのが面白かったですね。あ、そういえばシーサーもいたな。あいつもいいやつでしたね。全体的に話もいいのですが、作画的な見どころが多いのも良かったです。稲野義信さん作監回が特に好き。
良かったエピソードとしては…数えてみたら50エピソード以上に「○」がついてる…!10本に絞ってみると、
- 第102話「おてんば魔女ジニヤー」:ジニヤーの可愛さと後半の磯光雄作画
- 第90話「妖精ニクスの青い涙」:稲野義信作監回の中でも作画が特に面白い。アニオリ回。
- 第2話「鏡じじい」:夢子ちゃん登場回。これも作画がすごい。ミラーハウスの美術もいい。
- 第114話「血の池妖怪ヌルリ坊」:最終回一個手前。目玉の親父が鬼太郎誕生の秘密を語る。
- 第103話「純愛 ヌリカベとおしろい娘」:アニオリ回。ぬりかべが主役で脚本の妙。鬼太郎対ぬりかべという珍しい対決も見られる
- 第52話「燃えるネズミ男 げた合戦」:珍しくねずみ男がまともな回。結構グッとくる。花子さんのデザインが尖りすぎ。
- 第34話「ばけ猫国道0号線」:車まわりの作画と演出がかなり良い。回り込みのカットとか。
- 第41話「激戦!妖怪関ヶ原」:夢子ちゃんがかっこいい回。妖怪関ヶ原の雰囲気は1期のほうが好き。
- 第13話「おりたたみ入道」:おりたたみ入道はおまけで、ねずみ男の孤独とファミリーの優しさが沁みる回。…と思っていたらシリーズ後半でバレてて笑った。
- 第105話「妖怪めんこ天狗」:漫才のような会話のテンポがかなり面白い。夢子ちゃんがやたらとかわいい。
キャラクター的には夢子ちゃんを除くと、やはり朱の盆が良いキャラクターでしたね。ぬらりひょん側のねずみ男みたいな立ち位置。EDで唯一動きのあるまくらがえしも複数回出番があって良かった。
あと劇場版第2作の『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争』がやたらと良かったですね。作監ではないけど原画筆頭で稲野さん。アオリカットなど構図で魅せる。
今年のコナンは神奈川
『劇場版名探偵コナン ハイウェイの堕天使』を観ました。毎年ハズレがまったくない奇跡のシリーズ、今年は神奈川県が舞台で初っ端から箱根が出てきたりします。テーマ的にはタイトル通り高速道路チェイス×自動運転バイク、みたいな感じで、序盤から「そうはらなんやろ」なアクションが満載でフルスロットル。劇コナのトンチキアクションにはだいぶ慣れてると思っていたんですが、初手で出してきたので不意打ちでしたね…。推理ものとしては、もう見るからに怪しいやつがいるので特に驚きはない…と思っていたら最後でやられました。そっちか…!終盤は例によって爆弾付きのバイクでイカれたアクションがあって大盛り上がり。警視庁の宮本・三池の二人組の活躍も良かったです。ここ数年の中でも屈指の面白さ。
ところで神奈川県民としてはどうしても気になる点があって……みなとみらいのイベントに行くのに箱根には泊まらないだろ!
四宮監督のアニメスタイルイベント
第255回アニメスタイルイベント四宮義俊と『花緑青が明ける日に』
『花緑青が明ける日に』が大変面白かったのですが、まさかのアニメスタイルで特集イベントがあるということで「第255回アニメスタイルイベント 四宮義俊と『花緑青が明ける日に』」に行ってきました。アニメ畑じゃない人がゲストということでこれはMC難しそうだなあと思っていたのですが、そこはアニメ様、やはり話を回すのが上手いですね。初っ端いきなり日本画の定義の話が出てきて、「美術史の授業だ!!」となりました。一応美術史学徒なので懐かしく思いつつ、他のお客さんはこれ面白いのか?とちょっと心配してしまいましたが、会場の雰囲気は笑いあり拍手ありで大盛り上がりでした。後半は四宮監督のアニメマニアの側面が出てきていつものアニメスタイルイベント寄りの内容で二度美味しい感じ。アニメ様のツッコミもキレがあり楽しい。驚いたのが四宮監督の「アニメは儲かる!」という発言で、製作サイドならともかく、現場レベルでそんなことある??と思って話を聞いていたのですが、よくよく聞いてみると「手がめちゃくちゃ速いだけ」というのがわかってめちゃくちゃ笑いました。
個人的に異業種からアニメ監督やってるパターンって面白いことしかないので(『花とアリス殺人事件』の岩井俊二監督とか)、もっと出てきてほしいですね。
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