はじめに
先月の反動もあって結構積読を崩すことができました!ほとんどドロヘドロとハンター✕ハンターですけど…。活字系新刊も豊作でほくほく。
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映画の方のログ今月のベスト1冊!
門田充宏『風牙』
[amazonjs asin=”4488018297″ locale=”JP” title=”風牙 (創元日本SF叢書)”] ありきたりなサイコダイブものかと思いきや、なんだろう、この語り口の滑らかさは。
主人公の珊瑚は人々の「記憶」に潜行し、それを解釈できるようにする「記憶翻訳者(インタープリタ)」。様々な「記憶」に潜り、問題を解決していくうち、彼女は自分自身のルーツへとさかのぼっていくこととなる…。エセ関西弁でキャラクター付けられた天才翻訳者の少女というキャラクターからはよくあるライトノベル的な物語を連想するし、実際、彼女の軽い口調はテンポある読みやすい文体を生み出しているのだが、冒頭に書いたように、この物語を物語る作者の饒舌さには驚かされる。単にテンポが良いというだけでなく、それぞれの短い物語が予想外の噛みあわせを孕みつつ、滑らかに連携しているのだ。この本は4篇の短編から成るが、徐々に珊瑚の出生の秘密という大テーマへと進んでいく。これもまたありきたりなテーマのように思えるのだが、この世界に組み込まれたSF的ガジェットである「過剰共感能力」がそこにひと味を加えている。これはざっくり言ってしまうと「サトリの化物」のような存在で、他者の感情を自分のものとして受け取ってしまうという存在だ。珊瑚はこの能力によって他者の記憶を翻訳する「能力者」として活躍しているのだが、それはまた彼女自身を苦しめる呪いとしても機能している。物語はこの能力/呪いによって幼少期の欠落を抱える珊瑚と彼女の両親を巡るものとして進んでいくが、驚愕させられたのは最後に置かれたエピソード「虚ろの座」だ。これは前の3編の番外編であり、主人公の珊瑚は登場しないし、それまで全く触れられてこなかった彼女の父親の視点で語られる。彼の物語る体験を追体験することでそれまでに曖昧にされていた物事が明らかになる展開もさることながら、彼に「共感」することで読者自身が物語世界を一段と深く掘り下げていくという側面も持っている。そしてまた「終わってしまった物事」に対する姿勢も明確だ。「記憶」、すなわち過去を扱う物語であるためか、登場人物たちは彼ら自身の欠落/失敗を認めつつも、そこに拘泥せずに未来へと目を見据えている。この前向きな姿勢が実に気持ちがいい。彼らの世界、物語をもっと読みたいと思わせてくれる傑作である。
おすすめの新刊!
新刊の定義は過去3ヶ月以内くらいに発売された本でお願いします…
『WHEELS AND DRAGONS』
見てくださいこのオシャレな表紙を…。「新☆ハヤ○ワSFシリーズ」に合わせた判型、中世の写本のような厳かなイラストレーション。これ、何の本だと思います?……「ドラゴンカーセックス小説アンソロジー」だよ!!!!もうこれだけでお腹いっぱいというか、発想からしてすでに「勝ってる」。何だって?「ドラゴンカーセックス」が何かわからない?オーケー、お前の目の前にあるラップトップ(なければタブレットでもiPhoneでもなんでもいい)を開いてブラウザのマークをダブルクリック。ブラウザが開いたらGoogleの検索窓(Yahoo!でもなんでもいいが)に「ドラゴンカーセックス」と入力してエンター(ターン!)。さあ、これで理解したと思うけど、まあこんなやつがテーマのアンソロジーで、端的に言ってイカれてるぜ!「いや、車、存在しないよね」というような古代琉球王国を舞台にした作品(「ニライカナイより」)から歴史改変された現代アメリカ(「Dragon Rules Everything Around Me」)まで時代も舞台設定も様々な作品が揃っていて、その中でも「なぜドラゴンがクルマに欲情するのか」という理由付けに工夫が凝らされていて、作者たちの苦悩が伺えるというか、その発想力の豊かさが楽しい一冊。中でも『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』で一世を風靡中の三方行成先生ことsanpow先生による歴史改変済みのエドワード王朝を舞台にした「竜とダイヤモンド」は骨のしっかりしたストーリーと竜という架空生物の生態が性を含めて精巧に描写されていて読み応えがある。また、まったく竜が出てこないにもかかわらず、なぜだか引き込まれてしまう渡辺零先生の「思い出をありがとう」も(本節でもパクらせて頂いた)トリッキーな文体が忘れられない作品だ。「ドラゴンカーセックス」縛りにもかかわらず、これほどまでに豊かな世界が作り出せるという驚きを与えてくれた、SFファン必読?のアンソロジー。
藤井太洋『ハロー、ワールド』
[amazonjs asin=”4065133084″ locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp限定】ハロー・ワールド(特典: オリジナルショートストーリー データ配信)”]なんとも藤井先生らしい現代性とオプティミスティック・フューチャーに溢れた5つの短編集。「行き先は特異点」は『年刊SF傑作選』で読んでいたのだけど、他は初見。なんでもやる系エンジニア・文椎さんが世界各地で遭遇する未来の革命の物語。この革命というのはダブルミーニングで、現実に世界で起こる革命であるし、ITが引き起こす技術的な革命、という意味もある。それは政府広報だけをブロックする広告ブロッカーアプリがインドネシアを席巻する表題作「ハロー、ワールド」であったり、中国のTwitter解禁に端を発する検閲と反抗の物語(「巨像の肩に乗って」)であったりするのだけど、主人公は様々な巨大な困難に屈することなくITと人脈を武器に突き進んでいく。この前向きで楽天的な世界はおそらく世界を見据える藤井太洋自身の視線なのだが、少子高齢化と超長期の経済的低迷による閉塞感が支配する日本においては、ある種「ユートピア」的であり、また未来を示す光のようにも映る。現実のサービスや技術がふんだんに登場するのも特徴の一つで、JavaScriptやらMastodonやらGitHubやら、技術畑の人間が読むと馴染み深い単語が頻出する。裏を返せばこの世界においては、(多少、スーパーハカー的な人物はいるものの)SF的な超技術は登場せず、既存の技術の上に成り立つリアリティが現実的な未来の気配を漂わせる。特に面白かったのは「巨象の肩に乗って」の中で、反検閲的なMastodonインスタンスを運営することになった文椎の元に公安の刑事が警告を与えにやってくる場面。彼らは典型的なIT音痴の中年日本人として描かれているだけど、「そのギッタブというのはどこにあるんですか?」「この部屋にソースコードの原本があるんでしょう!」などというトンチンカンな質問には思わず吹き出さずにはいられない。と同時に、日本の支配層のITに対する知識の浅さが揶揄的に描出されているようにも感じられて、この国の未来に関しては暗澹たる気持ちにもさせられるのだけど。
宮澤伊織『裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ』
[amazonjs asin=”4150313512″ locale=”JP” title=”裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ (ハヤカワ文庫JA)”]安定の第3巻。収録作は「ヤマノケハイ」「サンヌキさんとカラテカさん」「ささやきボイスは自己責任」の3編。「ヤマノケハイ」はいわゆる「ヤマノケ」の話で「入れた入れた入れた」のやつ。こないだ買ったAP-1(タバコ管理作業車)が活躍…あまりしないな。今までで一番ピクニックぽかったのは重要。時間経過が狂う裏世界の建造物も今後の展開に絡んできそうで面白い。「サンヌキサンとカラテカさん」は「猫の忍者に襲われる」の陽キャ系後輩・瀬戸茜理(カラテカ)が再登場。裏世界がこちら側に侵食してくる気配を感じる一本。怪異をボコボコにする展開は『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』シリーズに通じるものを感じる。AP-1がどんな魔改造されるのかも気になる…。そして後半を占める中編「ささやきボイスは自己責任」が圧巻。謎のVTuber宗教団体に拉致される空魚と小桜!明かされる空魚の秘密!襲撃されるDS研!空魚にだけ見えていた冴月の正体とは?!いやー、盛り上がるなー。テンポもいいし。すごくエンタメしてる。このシリーズ、空魚の一人称で話が進むわけですけど、彼女の鳥子への感情の推移が赤裸々というか、一人称ゆえの秘密を抱えてる感があってとてもいいですね。基本、冴月に嫉妬してる感じですけど。新キャラのるなさんもいいキャラだし、普通にレギュラー化して泥沼百合恋愛バトルやってほしい。耳の人が出てきたので、足と鼻が揃えばコンプ?あと、今までは鳥子が攻撃、空魚がサポートみたいな位置づけでしたけど、空魚の能力も普通にチートすぎて引くわ…。裏世界で効くかわからないけど。第四種遭遇で変異しちゃった元人間のクリーチャーもっと見たいなー。結構人気出てきたし百合ブームだしそろそろアニメ化来るか??
浅野いにお『勇者たち』
[amazonjs asin=”4091287182″ locale=”JP” title=”勇者たち (裏少年サンデーコミックス)”]長い苦難の末、最大の敵「暗黒」を倒した勇者たち一行。エンドロールが流れる中、最終ダンジョンである「迷いの森」を出ようとするが、そこで彼らの間に些細な諍いが生じる…。これまでの作品と同様に、ここでも浅野いにおの視線は冷笑的だ。第一話でのハエの王と三杯酢のやりとりなんてTwitterで日常的に見る口喧嘩そのものだし、「マスゴミ」を揶揄したキャラクターも出るし、途中で仲間になる「マイルド」はFacebook的なクソウゼー意識高い系男子が露骨に投影されている。こういった表面上のカリカチュア的なキャラクターたちももちろん楽しいのだが、メインとなるのはメタでループでダイバーシティな物語の構造。この「物語」は一つの冒険のエンドロールから始まることからもわかるように、舞台裏もの、言い換えればメタ物語的な構造を持っている。そして、これまで幾多の冒険譚で語られてきた「勇者」という存在からは想像し得ない個性的で多様な姿形思想信条を持った勇者たちは「迷いの森」の中を何度も何度もループする。各話は毎回、「暗黒」を倒した後のエンドロールから始まり、新たな「暗黒」の誕生で締めくくられる。つまり、各話は物語の「枠外」にはみ出た部分に存在している。冒険という「物語」の枠から外れた勇者たちはあっという間に瓦解してしまう。それは彼らの持つ多様性が「枠の外≒現実」に耐えきれないからだ。彼らは現実世界の複雑さに耐えきれない人々、つまり我々の映し身でもある。本書の後半、当初のメンバーがほとんど交代してしまった後に入ってきた、類型的でヒロイックなキャラクターたちは無事に王都へと帰還する。「複雑な物語≒現実」ではなく「わかりやすく楽しい物語≒物語世界」をアイロニックに描き出すこの物語は、ただ一人残った勇者の壮絶な表情によって終りを迎える。この見開き2ページを使ったコマの凄まじさは必見である。「暗黒」はこうして生まれるのだ。推し勇者はハエの王とプリンセス・ズベタ。勇者フィギュアとか出て欲しいですね。
山本さほ『岡崎に捧ぐ』第5巻
[amazonjs asin=”B07JC716D3″ locale=”JP” title=”岡崎に捧ぐ(5) (コミックス単行本)”]後世、山本さほの初期代表作となる作品がいまここに完結した1。前巻のラストで衝撃的な別れ方をした山本さんと岡崎さんが再会してまたよろしくやっていく感じの話なんだけど、多分実際にはなんでもなかったような出来事をドラマティックに描くのが本当に上手い。エッセイ漫画的なデフォルメされたキャラクターたちもそれに拍車をかけていて、これは漫画というメディアならではの表現だなあ。現実に起きたことなのに、どこか現実離れしているというか。またその逆もあり。面白いのは時系列の問題で、このシリーズは山本さんと岡崎さんが小学生の頃から始まっているわけですが、5巻という巻数に彼らのそれまでの人生が凝縮されていて、そしてこの最終第5巻で現在に追いつくという、このライブ感覚!もちろん、最後に描かれているように、山本さんと岡崎さんの人生は今現在も続いていて、これからも続いていくわけですが、個人的にこういう「人生の連続性」を描いた作品が好きなんですよね。とにかく、今年を代表する漫画の1冊。全5巻という巻数もちょうどいいいよね~。まあそれはそれとして「ダメ人間代表」みたいな顔してた山本先生が普通にアパレルで店長やってるのが衝撃でしたね!普通に社会人やってるじゃんっていう…。つら…。
三方行成『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』
[amazonjs asin=”4152098171″ locale=”JP” title=”トランスヒューマンガンマ線バースト童話集”]もうタイトルが優勝ですよね。「声に出して読みたいタイトル」2018年ベスト!!「邦訳SF…のタイトルがかっこいい」ってのはよく話題になると思うんだけど、本邦産も負けてないぞっ!内容はタイトル通り、みんなが知っている童話をSFにしただけ…と思うでしょ?確かにそうなんだけども、「みらいみらい、オールトの雲におじいさんとおばあさんが住んでおりました」といった珍妙な書き出しには思わず引き込まれてしまうし、元の童話がどのように魔改造されているかという検証はやはり面白い。雰囲気からすると去年の草野原々(『最後にして最初のアイドル』)を彷彿とさせる、勢いだけのオタクSFのようにも思えるのだけど、原々が物語の構造をぶっ壊すことでシュルレアリスム的な面白さを生み出していたのに対して、三方先生はストーリーを変形させることを目的としているように思える。確かに選評で言われているように、各々の独立したエピソードを最後に無理やりまとめようとして滑っているという感じはした。特に甲殻機動隊のあたりとか、場所が場所だし、トランスヒューマンも出てこないしで、若干浮いてる。元ネタがすぐ連想できたり、話の筋はすごく好きなんですが。あと、後半に行くに従って若干元ネタからどんどん逸脱してしまっている感じは否めないかな、という気はする。ただ、このあたりは、最初の「地球灰かぶり姫」が原典にかなり忠実な筋書きで入りやすくなっているのと、そこから徐々にずれていくという面白さがある。というよりむしろ「トランスヒューマン」というテーマを扱っていることからすると、劇中の人類の変貌と同期するように、「誰もが知る物語」の変形が行われ、最後にはゴテゴテしたよくわからないものが生み出されるという構成は一冊の単行本の形式になったときに意味を持つし、そういった意味では「童話」をベースにしたのはとても上手いと思う。語り口を童話のプロトコルにするだけでとても新鮮な語り口が生み出される、という点だけをとってみても2、今年を代表するSFの一冊。特に良かった一編は、かぐや姫がポスト・ヒューマン製の強キャラになってる「竹取戦記」。
林田球『ドロヘドロ』第23巻(最終)
[amazonjs asin=”4091886930″ locale=”JP” title=”ドロヘドロ (23) (BIC COMICS IKKI)”]ついに最終巻!一旦手放してたんですけど、アニメ化も発表されたし、全23巻買い直しちゃいました!しかし、最終巻にして最大最強の敵が出てきたというのに「餃子魔王」って! 人がガンガン死んでるのにこのゆるーい感じはぶれないですね。チダルマとホールくんも殺魔法使いマシーンなのにゆるキャラだし。影が薄かった消さんとターキーの素顔が出てきたのもサプライズ的で良かったですね。特にターキー!この終盤になってこんな美少女出しちゃうのかよ(中身はおっさんだけど)!だいたいみんなハッピーになるエンドで大満足。まー、あの人とかあの人とか煙屋敷の手下たちとか結構死んじゃってるけども。能井とキクラゲの魔法がチートすぎるよなーとか悪魔の連中も適当すぎるよなーとかちょっと気になるとことはあるんだけども、しかしそれにしても面白い。思えば、「餃子」というモティーフは、物語の最後でハングリーバグズでみんなが餃子食べていることからもわかるように、これからもあの世界が続いていく、という感覚を生み出している源のような役割を果たしていると思うのですよね。だから「餃子魔王」ってバカバカしいようにも思えるんだけど、カイマンの魔法としては日常(ホールの世界)と魔法使いの世界をつなぐものとしてとても妥当なものだったんじゃないかな、とも思います。いやしかし、この一大叙事詩をどうやってアニメ化するんだ…。分割4クールくらい必要なのでは??絵もクッソごちゃごちゃしてるけど、これをアニメでスッキリさせちゃうと台無しだしなあ。まあなんにしても動く恵比寿が見られるだけで満足なので楽しみ!
ショーニン・マグワイア『不思議の国の少女たち』
[amazonjs asin=”4488567029″ locale=”JP” title=”不思議の国の少女たち (創元推理文庫)”]「『不思議の国のアリス』のその後」というキャッチコピーは間違っちゃいないんだけど正確じゃない。「死者の国」から帰還した主人公のナンシーが放り込まれたのはちょっと変わった寄宿学校。そこはナンシーと同じように別世界へと行ったものの、帰ってきてしまった子どもたちが現実世界の常識と折り合いをつけるための学校だった。彼らは皆、現実世界で阻害され、ありのままの自分でいられる「故郷」すなわち異世界へと帰りたがっている…。ざっくり言ってしまうと、この小説は『不思議の国のアリス』のような物語を外側から見た物語という構造を持っている。もしくは昨今大流行している「異世界もの」のアフターストーリーと言い換えてもいいかもしれないが。そして、それは物語世界に溺れる若き日の我々、つまり昼休みに教室の片隅で一人読書にふけるオタクの姿と重なっていく。「物語が終わらなければいいのに」「この世界の話をもっと読みたい」と思うことはしばしばあるが、この物語の少女たち(少年も少数ながらいるが)が「元いた場所」に帰りたがるのも、そこが自分にとって「現実より現実的」になっているからなのだ。しかし、作者のマグワイアは彼らを否定するわけではない。寄宿学校の主である老女・ 自身がかつて異世界から帰ってきた少女であり、彼女が「物語中毒者」たちに向ける視線はあたたかい。若干、物語が巻き気味(どんどん殺人事件が起こる)なのは気になるものの、物語内で少女たちが断片的に語る物語のディテールの細やかさや、異世界を分類しようとするロジカルファンタジー的な要素、そして「物語を閉じる」手際の良さには嘆息する。次巻は時間を巻き戻して、本作でも魅力的なキャラクターであったジャック2とジルを主人公とするトランクの中の冒険が描かれるとのこと。メタファンタジーではなくなってしまうものの、こちらも楽しみ。
まとめ:その他良かった本&来月読む本
その他良かった本
FLIPFLOPs『ダーウィンズ・ゲーム』第16巻
[amazonjs asin=”B07K2WWSCS” locale=”JP” title=”ダーウィンズゲーム 16 (少年チャンピオン・コミックス)”]祝アニメ化!地味に安定した面白さだけど、今巻で注目すべきは「渦動輪の王(ザ・スピナー)」再登場でしょう!しかも嬉しいことにクソ強くなってる!こういうの好き!
YASHIMA『アンドロイド・タイプワン』第1巻
[amazonjs asin=”4575851795″ locale=”JP” title=”アンドロイドタイプワン(1) (アクションコミックス)”]よくある近未来SFっぽいんだけど、生活に密着した設定の緻密さが光る。家庭用アンドロイドが緊急時は街路を高速走行できる、とか。そういう丁寧さが良い。今後が楽しみな作品。
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