押井守の…何?

個人的に超期待していた『機動警察パトレイバーEZY File1』を初日初回に鑑賞。テレビ放送のフォーマットを3本セットにした最近よくあるパターンのやつですね。たぶん来年くらいにテレビで放送すると思います。

ファーストカットからもう良くて、いつもの一枚絵をバックに「ハイパーテクノロジーの急速な発展とともに…」から始まる例のアバンが流れるんですよね。もうこの時点で旧作OVAとかon Televisionのテイストじゃないですか。いきなり最高。

第1話「トレンドは#特車二課」は第1話ということもあり、新キャラや世界観の顔見せで人情もののテイストを入れた実直な作り。華はないが安心感はある。第2話「閑中妄あり」から早速暴走が始まり、零式は出るわパト1オマージュのカットはあるわでやりたいほうだい。メタものとしてもよくできてるんですが、「リレー形式」というのがまたいいですね。3話「ホンモノが一番」は特撮映画でレイバーを使う話で、いろんな意味でファンサービスですね。公式で言ってるから言ってもいいと思うけど、2033年の太田さんと進士さんが出ます。太田さんはまあわかったんですが、進士さんは体型が変わりすぎていて全くわかりませんでした…。多分あとのエピソードでは野明や遊馬も出るんじゃないかな。File3で後藤隊長と南雲隊長が来ると思う。

全体的な話で言うと、キャラデザや芝居がかなりゆうきまさみ先生に寄せてあるのが面白かったですね。第1話のゲストなんかまんまゆうき先生の漫画に出てきそうですし、口のまわりの特徴的な芝居とかもいかにもゆうきまさみ的。そういえば第1話は原画でゆうきまさみ先生がクレジットされてましたね。キャラクターデザインがそこまでアニメ的でないのも個人的には好みで、例えばパト1でお天気お姉さんをやっていた林原めぐみが第2小隊の佐伯隊長をやってるんですが、ぽっちゃりした中年女性というデザインでリアルな感じがとても良いですね。

一番面白かったポイントは、エンドロールで「押井守、何もやってないのか…ちょっとさみしいな…」と思ってみていたら、最後の最後で「予告編承諾」なる謎のクレジットがあり、「????」となっていたら、エンドロール後に「なるほど!!!」となる仕掛けですね。「なんだこれは!」はこっちのセリフだよ。HEADGEARの面々も色々言ってるけど押井守大好きなんだなーとわかってたいへん良かったです。

機動警察パトレイバーEZY 公式サイト

ムロツヨシの存在感

小川哲原作の『君のクイズ』を観ました。これもかなり期待していましたが、たいへん良かったです。原作を読んだのがだいぶ前なので違いがあまりわからなかったのですが、ムロツヨシ演ずる坂田さんのパートが増えている?ような気がしました。あと主人公である三島の過去パートはかなり盛られている?うーん、わからないのでもう一回原作読みます。そもそも原作だと検証番組はなかったような気もしますし。

それはそうと原作のメッセージ性やエッセンスが余すことなく表現され、さらに実写ということで大会の選手同士の身体感、緊張感がマシマシになっていて良い映像化でしたね。三島役の中村倫也、本庄役の神木隆之介も良かったんですが、特に良かったのは坂田さん役のムロツヨシ。脂ギトギトでいかにも貪欲なテレビマンという感じでだいぶ好きなキャラでした。ポスターで三島、本庄と並んでいるだけはありますね。

あと「ママ、クリーニング小野寺よ」と『UNDERTALE』も印象的でしたね。「ママ、クリーニング小野寺よ」は予告編からガンガンかかっていて耳に残っているわけですが、当然エンドロールでもフルでかかって洗脳してきますし、『UNDERTALE』はめちゃくちゃ良いタイミングで出てきて泣かせにくるんですよね。このへんだけでも映像化としてかなり勝ってますね。

映画『君のクイズ』公式サイト|大ヒット上映中

モーガン・フリーマンどうせ次回出てくるだろ(ネタバレあり)

『グランド・イリュージョン:ダイヤモンド・ミッション』、まさかシリーズの続編が出るとは…。トリックとか筋書きとかも見事なんですが、そのへんはまあ期待通りだから良いとして、気になるのはモーガン・フリーマンの扱いですわ。ぶっちゃけ途中で死んじゃうんですが、どうせ終盤再登場したりエンドロール後に出てくるんだろうなーと思って観てたんですが、特に何のフォローもなく終わった…。そんなことある?エピローグで追悼とかもないし、逆におかしいだろ。絶対次回作で出てくるんだろうけど、モーガン・フリーマンももう90歳近いし、リアルな意味で次回作出れるのか?という心配がありますね…。

映画『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』公式