今回は久々のガイナックスナイトです。前回はvol.24の『トップをねらえ!』&『トップをねらえ2!』全話上映かな?残念なことに今回は珍しくトークショーで爆睡してしまってほとんどメモ取れませんでした。
前回の「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.62 押井守映画祭2015 第一夜「機動警察パトレイバー」編」のまとめはこちらになります。
トークショー
えー、すみません。今回は仕事帰りに行ったもので、トークショーほとんど寝ておりました…。ので、出てた話題を箇条書きで書いときます。
!notice!
トークの内容につきましては、その場で速記してまとめています。事実誤認、不適当な記述などございましたらご連絡ください。対応させていただきます。
登壇者
山賀博之監督(『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の監督・脚本。以下「山」)
武田康廣プロデューサー(ガイナックスの取締役・製作本部長。以下「武」)
赤井孝美さん(『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の助監督。最近だと米子の「ネギマン」関係でも活躍中だとか。以下「赤」)
小黒祐一郎さん(アニメスタイル編集長、司会。以下「小」))
■ 武田さんの女装の話
小 今回やる4本はガイナックスの初期の作品です。真面目なものを作ってると思われがちですが、色んなものを作ってます。
山 「王立宇宙軍」はなんとなくダラダラ続いて30年。ちょっと真面目っぽいやつ作った方がいいということで、とりあえずSFっぽいものを作った。
赤 『トップをねらえ!』は最初真面目じゃない風に作ってあとで真面目っぽくしましたよね。
山 岡田さんがアニメ会社をつくろうということだったんだけど、その時のいいぶりだと俺が社長で監督だったんだよね。岡田さんが参加するならやるよ、ということで始まった。岡田さんはSF以外やらないってことだったんで、ハインラインとか読んで、持ってったら岡田さんが「そうだ、これがSFだ!」って。
赤 あの頃の岡田さんのいい悪いの基準はSFかそうでないか、ということでしたね。
武 私がやった最初の仕事はガイナックスの登記をすること。で、クリスマスってことだったんだけど、うっかり24日に登記しちゃった(笑) 持って帰ったら「これはイブ」って。
山 『アオイホノオ』:島本くんだけ認識がちょっとズレてて、「あの時はみんなライバルだったよね――!!」って。
山 『アオイホノオ』:彼はみんなに連絡をとって、で、みんな言ってることが違うんだけど、みんなに角が立たないように調整して描いて、そこが彼の才能だよね。
■ 双子の悪魔(岡田・武田)。いつか岡田と武田は合体する。
■ 宅八郎さんの功績は大きい。
■ 『蒼きウル』の話。
■ 『放課後のプレアデス』の話。
上映作品
[cf_cinema post_id=4164 format=3 text=” 改めて観ると、やっぱり映画館向きの作品であることがわかる傑作アニメ映画ですね。物語はオーソドックスなんだけど、何より素晴らしいのが独自の言語と文化を創造したことだと思います。人物の名前もいそうでいないという微妙なラインで、異世界なんだけどいかにもありそうな、というまさにSF。「もう一つの地球」という言葉がよく似合う作品ですね。後半の空中戦のあたりの盛り上がりももちろんですけど、中盤のやさぐれた感じのシロツグもいいですよね。森本レオの声がこんなにも似合うとは。ラストの余韻を残した少し寂しげな雰囲気もすごく好きな作品。”][cf_cinema post_id=4876 format=3 text=” OVA版の方が好きです、といってしまっては身も蓋もないけど、この総集編も上手くまとまってますよねー。中盤からずっとクライマックスって感じだけど。前回(といっても2年前ですが)のガイナックスオールナイトの時にはOVA版の1と2をぶっ続けで観れるという至福の時間だったわけですが、今回のようにほぼ時系列でバラエティ豊かな作品の流れの中で観るというのも面白いですね。ガンバスターマーチはやっぱり燃える!ちなみに、あまり大声ではいえませんが、個人的には1よりも2の方が好きだったりします”]
[cf_cinema post_id=4878 format=3 text=” 初見。色んな意味ですごいですね。島本和彦臭がぷんぷんする。ノリと勢いだけで突っ走ってしまったようなイメージですが、そこかしこは丁寧なんですよね。オープニングの70年代っぽさというかあの雰囲気いいですね。作詞、島本先生ですし。まあ全体的に70年台的な雰囲気なんですけども。全2話というのがいかにももったいない!”]
[cf_cinema post_id=4882 format=3 text=” アニメパートもいいんだけど、どう見ても合間合間に挟まれる「おたくの肖像」が本編に見えてしまう…。押井守監督の実写作品と同じ匂いを感じる。何気に撮影が樋口真嗣監督だったり、装飾が庵野監督だったりして豪華!というか単に当時その辺にいた人を使っただけという気もするけど…。「セル泥」の話が特に好きです。場内みんな笑ってて雰囲気良かったなあ。アニメの方も、最終的に宇宙的スケールまで広がっていくところがガイナックスっぽい。『トップをねらえ!』にも繋がるし。これを最後に持ってきた構成も流石ですね!”]
写真など
まとめ
トークショー、ちゃんと聞けなかったのがほんと残念…。上映作品は前半2本は定番でしたが、やはり後半のレアな2本が素晴らしかったです。特に『おたくのビデオ』は話には聞いていましたが、ほんとクレイジー笑 早朝にもかかわらず場内で笑い声が沸き起こっていて楽しい作品でした。ちなみに、来場者プレゼントとして『おたくのビデオ』のLD発売時に特典としてついていたシングルCDを頂きましたが、デバイスがないため再生できません(笑)そういう点も含めて時代を感じるオールナイトでございました。
[cf_event]
関連リンク
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/
■Webアニメスタイル http://animestyle.jp/
コメントを残す