20年目のストレンヂアを観る
『ストレンヂア 無皇刃譚』が公開20年目(20周年は来年)ということで「【新文芸坐×アニメスタイル vol.201】20年目の『ストレンヂア 無皇刃譚』#ストレンヂアはいいぞ!」に行ってきました。スクリーンで観るのは何年ぶりだろう…。とりあえず前回もたぶん新文芸坐で観てます。やはり冒頭から始まる怒涛のアクションとクライマックスの中村豊さんの剣戟に魅了されるのですが、今回はそれ以外の細かな芝居や演出に目が行き、新たな発見があったのが良かったです。例えば飛丸に水を汲みに行くカットで自分の手が汚れていることに気づいた仔太郎が手を洗うシーンとか。最後の馬で駆けていく場面で仔太郎の表情が曇るのと雪の上に血が点々と落ちるのは名無しの死を暗示している演出なのかな、とか。いい映画は何回観ても新しい発見がありますね。
トークは安藤真裕監督と中村豊さん。どちらも実は初めて見ました。作画のレジェンドは井上俊之さんもそうですけど、みなさん腰が低いのが面白いですね。「ストレンヂア」の白眉であるクライマックスのシーンはゼロ号試写では「微妙」と言われ、影を足したら良くなった話などが面白かったです。最後のクラッカーのくだりとか、中村さんは思いの外ファンキーなおじさんでしたね。
【新文芸坐×アニメスタイル vol.201】20年目の『ストレンヂア 無皇刃譚』 #ストレンヂアはいいぞ!
オールタイムベスト2を観る
岩井俊二監督の傑作アニメ映画『花とアリス殺人事件』がリバイバル上映ということで行ってきました。この映画はオールタイム・マイベストアニメ映画のNo.2なので行かないわけには行かず(No.1は『アリーテ姫』、No.3は『メトロポリス』(2001年))。TOHOシネマズ日比谷の12番スクリーン(東宝ビル地下のやつです)。でこれまで観た中では新文芸坐と同じくらいかそれより大きい感じでかなり良かったです。もう何回も観てるんですが、いやしかし何回観ても面白い。というか最初から最後までずーーーーっと面白いのは本当に奇跡だと思いますね。タクシーのくだりとかセリフ全部覚えてるのにテンポで笑ってしまうし。笑かしてくるだけじゃなくて情緒豊かなカットも多々あり、鎌倉で若宮大路を走るアリスとか謎の老人との『生きる』オマージュのシーンとか、まあ密度の高いこと。劇場もそれなりに入ってて、笑い声が絶えず、いい視聴環境でした。面白いので定期的に劇場でかけて欲しい映画であります。
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