いつものステイサムもの
ジェイソン・ステイサム主演の『ワーキングマン』を観る。元特殊部隊のおっさんが誘拐された雇い主の娘を助けに行くというよくあるもので新味はない。建築業を営む雇い主一家が移民っぽいのが現代的であるのと、ステイサムが現場監督で工事用具を使って戦うあたりがやや面白いが、「ワーキングマン」的な要素は後半になるにつれて薄れていき、単にめちゃくちゃ強いおっさんがマフィアを皆殺しするだけの話になる。一応世界的な犯罪組織が相手だし、主人公には別れた妻との間の娘がいるしで、報復とかどう考えてるんだろう、とそのへんがだいぶ気になってしまったが、なんとかなったっぽい。変なことは起こらないので安心感はある。あと誘拐された女子大生がやたらと強くて笑った。
いつもの4℃
Studio 4℃版の『ALL YOU NEED IS KILL』、萌えアニメオタクたちから絵柄についてボコボコに叩かれてたけど、村上さんのキャラデザ最高じゃないですか。というか個人的には4℃以外のスタジオ、どこもかしこもハンコ絵みたいな無個性のキャラデザでそっちのほうが気になりますね。日本だとアートアニメ寄りの雰囲気だけど、海外だと普通だし。『ChaO』といい、本作といい、どちらかというとアートアニメ寄りで、出したら叩かれるのが目に見えている作品をちゃんと商業ラインに乗せて送り出してくれている田中社長は本当に肝が座っているしもっと尊敬されるべき人だと思います。実際の売れ行きとかプロモーションが微妙なんじゃないかとかはまた別の話ではありますが…。まあ100年後には大いに評価されているでしょう。
ストーリーももちろん良いのですが、本作はやはりこのビジュアルが最大の魅力ですね。特に中盤以降のアクション作画は素晴らしく見応えがあります。あと出雲重機のメカデザインもかなり最高。特にカエルのようなパワードスーツのデザインが印象的。逆関節で人間が入る感じじゃないんだけど、あの生々しい感じは面白い。サポートメカたちも小動物感があって可愛いし、大型重機たちもいかにも出雲重機っぽい。
4℃さんはこれからも一般受けしない作品を作り続けてほしいですね。自分は絶対観に行くので。
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