グランメゾンに行く

アピシウス

銀座のグランメゾン・アピシウスの予約が取れたので行ってきました。ランチで真ん中のコースの「Déjeuner d’APICIUS」。これ、この値段で完全個室なんですね。驚きました。

エントランスからして重々しく、ドレスコードもあるのでやや身構えていたのですが、みんな優しくて良かった…。室内もいい感じですが、この広さに二人しかいないとやや寂しさも感じますね。両家顔合わせとかだとちょうど良さそう。

メニューはこんな感じ。

つきだし。よくあるシューものですが、ここからしてめちゃくちゃ美味しい。

選べる前菜は「帆立貝と茸のテリーヌ マイクロリーフのサラダ 胡桃オイルの香り」にしました。美味しいんですが、連れの選んだカマスのマリネの方が美味しそうではあった。

パン。3種類選べる。パン大好きなので全種類食べてしまった…。やわらかいパンが特に美味しい。バターがこういう形で来るのも初めて。

魚料理は「太刀魚の香草パン粉焼き アサリのエマルジョン」。魚の味がしっかりしていて柔らか美味しい。アサリのエマルジョンも濃厚。

メイン(肉料理)は「国産和牛ロース肉のポワレ ソース・ベルシー スペルト小麦とカラフル野菜のタブレ添え」。これはめちゃくちゃ美味しい。基本、メインよりも前菜のほうが好きなんですが、これは前菜越えですね。柔らかい&肉自体の旨味がしっかり。特に火入れが上手すぎる。付け合せも単なる付け合せ以上の美味しさ。これはもっと食べたい。

デザート本番の前に「小さなクリームブリュレ」。美味しすぎるし専用っぽいうつわが可愛すぎる。これもそうですけど、うつわが全部お店のロゴ入っていてそのあたりも素敵でした。

お待ちかねのワゴンデザート。これが入ってくるだけでテンションが爆あがり!全部選んでもいいんですが、お腹がいっぱいなこともあって少なめにしておきました。ケーキ2種、アイス1種、シャーベット1種をチョイス。特にスペシャリテである「胡椒のアイス」が絶品でした。食べたことない感じで、しっかり美味しい。

さいごにミニャルディーズ。これも手がこんでる。

まったり2時間半で大満足でした。お酒を適当に入れて一人3万円ちょっと。ランチにしては高いけど、グランメゾンにしては安いし、完全個室だし、ワゴンデザートだしで、かなり満足度が高かったです。特にスタッフの方々のホスピタリティが非常に良かったです。次回は最上位のTraditionalを頼んでみたい。

第1回栃木国際映画祭へ行く

栃木国際映画祭

映画監督の渡辺紘文監督が企画した第1回栃木国際映画祭に行ってきました。渡辺監督は第1作の『そして泥舟はゆく』から追いかけ続けているかなり尖った映画監督で、その人が自分の映画祭を企画するというのでクラウドファウンディングにもいくらか入れさせてもらいました。

会場は栃木県大田原市。那須塩原市の隣ですね。正直遠い。2日目参加で、最初日帰りで考えていたんですが、那須塩原まではともかく、そこから大田原市が遠い…!しかもその日の会場が市の中心部から離れた道の駅。最後のプログラムまで観ると公共交通機関がなくなり帰れなくなるという…。しかたないので、全5プログラムの内、プログラムAの途中で行ってプログラムCまで観て市の方に戻るという感じにしました。大田原市で泊まっても良かったんですが、あまり良さげな宿がなく、かつ那須塩原は殆ど埋まってしまっていたので隣駅の西那須野のホテルを予約。このへんの交通機関回りはなんとかしてほしかった気持ちがあるけど、まあ初回だし、国際とはついているけど基本地元の方向けの側面が強いから仕方ないのかな、という感じですね。タクシーだと片道5000円コースなので、次回は片道1000円でもバス出してもらえたら嬉しい。

さて、初日(映画祭2日目)は朝7時前に家を出て9時ちょっと前に那須塩原着。結構近い。そして安い。大田原市に向かうバスは土日は一日5便しかない。9時40分のバスに乗って大田原市の道の駅・那須与一の郷へ。本数少ないなあ、と思っていたけど、乗ってみて納得。終点に着くまでに自分含めて5人しか利用者がいなかった…。10時半くらいに会場到着。この日は短編コンペの日。プログラムAの途中から入ってCまで観ました。会場に入って思ったのがめちゃくちゃ大盛況ということ。結構な地方都市だし、初回だしで人が少なかったらさみしいなあと思っていたのでこれは嬉しい。客層も、東京の映画祭だと絶対来ないような小さなお子さんが多いのも良かったです。途中から入ったプログラムAは堤真矢監督の『炎色反応』が良かった。短編の中で一番好きだったかも。続くプログラムBではヤマダ・ユーコ監督のストップモーション作品『ハンブーガー』が面白い。アニメも実写もごった煮な構成もいいですね。プログラムCではこれまたアニメーションの『水牛を失った今、何を挽けばいいのか分からない』(Diane Christiansen/Allie Trigoso監督)が衝撃的でした。普通にアニメーション映画祭に出てても違和感ない感じ。

15時20分に終わって今日は街に帰ることに。バスが来るのが16時台だったので、せっかくなので歩いて西那須野方面に行くことにしました。会場の那須与一伝承館、本当に道の駅なので市の端っこだったので、これ夜歩いて帰るのは無理でしたね…。街灯もあまりなさそうだし…。1時間ほど歩いて、大田原市の中心部に到達。大田原愚豚舎の聖地の一つでもある「白河中華そば よし川家」さんで遅めのお昼をいただきました。美味し。もう一つの聖地、喫茶店茶羅は休業で残念。

この日は西那須野の乃木温泉ホテルに宿泊。大浴場、夜と朝2回行ったんだけど、どちらも貸切状態で最高でした。あと入口の昭和っぽい豪華さも好き。

旅行2日目、映画祭最終日。この日の会場は街に近い那須野ヶ原ハーモニーホール。まずは山内ケンジ監督の『アジアのユニークな国』。これがめちゃくちゃ面白くて驚き。シニカルでコミカルで切実。パンフも買った。続いて中川究矢監督の『ナマズのいた夏』。これは大田原で撮影された作品で、外国人技能実習生を扱ってる問題意識もあって非常に良かった。

これで自分の映画祭は終了。帰りは那須塩原から奈良美智の私設美術館N’S YARDに寄って帰りました。結構疲れたけど大変満足な一泊二日でありました。

映画祭全体の感想としては、初回でしかも専門のコンサルとかが入ってるわけでもないのに運営がちゃんとしていて驚きましたね。変なトラブルとかもなかったし、ボランティアでやられているスタッフの方々がみんな感じが良くて素敵でした。交通機関回りはちょっとめんどうでしたが、逆にレンタカー借りて行くというのも全然ありですね。観客の人たちも地元の人達がメインですごく気持ちのいい映画祭でした。来年も是非行きたい!