『よふかしのうた 楽園編』:まさかの続編
きれいに完結した『よふかしのうた』、まさかスピンオフみたいな感じで続編が読めるとは。続編というか公式同人誌というか。探偵さんメインなのがだいぶ嬉しい。夜守くんが探偵さんの助手やってるの、めちゃくちゃ合ってるわ。流れとしては吸血鬼が支配している?っぽい新興宗教の村に潜入というTRICK感ある話なんですが、吸血鬼という存在に人生を狂わされた連中が惹かれ合っているような感じでたいへん良かったです。バレないように吸血鬼の能力でバトルするくだりとかかなり好き。エピローグで本編の最後に繋がるのも上手いなあ。このシリーズ、アニメが3期、4期と公開されるタイミングで描いてほしいなあ。
初めての『エスパー魔美』
今年の課題図書の一つは藤子・F・不二雄だったんですが、先週今週にかけて『エスパー魔美』全5巻を読んでいました。名作と名高い作品ですが、正直舐めてましたね。今年は『ドラえもん』(前期)、『21エモン』、『キテレツ大百科』、『チンプイ』あたりを読んだんですが、その中でもだんとつに面白かったです。F先生が企図していたように、他の作品と比較すると一段大人向けなのがいいですよね。人間ドラマやビターな話が多々あるのもいい。魔美のヌードとそれを絵画にする父親のくだりは現代の視点からするとかなり危ういとは思うのですが、同じように今指摘されている、より低年齢向けの作品で見られる無邪気なセクハラと比較すると、F先生の中でもそのあたりの問題意識があったのではないかと見做せるような自己言及的な表現のような気もします。
良いエピソードが実に多いんですが、特に印象に残ってるのは「名画(?)と鬼ババ」、「ただいま誘かい中」、「サマー・ドッグ」、「感動しない名画?」、「パパの絵、最高!!」あたり。こうして挙げてみると絵画まわりの作品多いですね。作中でかなり大きな要素だったということでしょうか。アニメも観たいんですが、いかんせん配信がないのでハードルが高い…!
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