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【映画館】アップリンクのフリーパスを一年間使ってみたよ!

      2017/09/10


追記 2016-10-26

 2016年の8月末で期限が切れたので、更新しようとしたんですが、現在は廃止されてしまったとのことです…。やっぱりお得すぎたんですかねー…。残念。通常の会員制度はまだあるのでそっちに乗り換える予定です。

 1年間フリーパスではないですが、トーホーシネマズのフリーパスを使った記事もあるので是非どうぞ!




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はじめに

 こんにちわ、すいちく(@suitiku)です!
 今回は渋谷の映画館・アップリンクの「フリーパス」を1年間使ってみた結果をまとめてみました!アップリンクは渋谷の奥の方にある超小さな映画館で、かかる映画も他のシネコンなどでは上映されないような作品ばかり。渋谷は映画館の多い街ですが、その中でも異端的と言ってもいい不思議な映画館で、私の大好きなミニシアターの一つです。

アップリンクという小さな映画館

 アップリンクはJR渋谷駅から徒歩10分くらいのところにある小さな映画館です。いわゆる奥渋谷ですね。方角的には宇田川町の奥のほうになります。渋谷の他の映画館と比べると遠いです。渋谷駅からシアター・イメージフォーラムくらいの距離感かな?

 スクリーンが3つあるので一応シネコンです。でも雑居ビルの中に詰まっているので席数は一番大きいスクリーン1(FACTORY)でも58席!画面サイズはどれも120インチ。普通のシネコンのスクリーンサイズに比べると小さいんですが、普通の家庭でこのサイズのスクリーン備えるのは結構手間ですからね 1 。音響も極上爆音だのドルビーアトモスだのはありませんが、映画館としては必要十分。そして何より、他のお客さんと一緒に見るという一体感は映画館ならではの体験です。
施設案内|アップリンク

 アップリンクの会員制度は2コースあって、「レギュラー会員A」は他の映画館でもよくあるやつですね。年会費1,300円で特別興行以外いつでも1,000円+5回で1回無料のスタンプカード。今回1年間入ってみた「パスポート会員」は年会費13,000円ですが、特別興行を除いていつでも入場無料!あとどちらのコースにもUPLINK配給作品のパンフレット割引とイベント時の割引が付いてます。有効期間は1年間ですが、入会した月から翌年の同じ月の末までなので、1日に入れば実質13ヶ月です。
UPLINK会員制について|アップリンク

 あと、1階にあるカフェレストラン「Tabela」はかなり美味しくていいお店です。このお店だけのためにこっちの方まで来てもいいくらい。映画のチケットを買うと150円引の割引券がもらえます。
Tabela

フリーパスを使ってみて

 今回、パスを使った期間は2014年7月1日から2015年7月31日までの13ヶ月間。結局、16本見れましたが、がんばればもっと見れましたね…。特に3ヶ月くらい全く行ってなかった期間があったのが痛い!毎日渋谷通ってるのに…。

□観た映画一覧

1

ホドロフスキーのDUNE  Jodorowsky's Dune90 min

監督:フランク・パビッチ
 フリーパス一発目はコレ。幻のSF映画『DUNE/砂の惑星』(デヴィッド・リンチ版ではない方)をめぐるドキュメンタリー映画です。80歳を越えてなおバイタリティあふれるホドロフスキー御大のポジティブすぎる名言の数々に励まされること必死!Blu-rayも買いました!
(2014年7月12日)
予告編(ポップアップします)

2

リアリティのダンス  La danza de la realidad130 min

監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
 ホドロフスキー監督の反省を描いた自伝的映画…なんだけど、かなりファンタジー風味で面白い。特に後半の父・ハイメの冒険譚がメインと言ってもいいくらい。『ホドロフスキーのDUNE』と同じくUPLINK配給作品。この劇場らしい作品です。
(2014年9月2日)
予告編(ポップアップします)

3

チョコレートドーナツ  Any Day Now97 min

監督:トラビス・ファイン
 ダウン症でネグレクトされている子どもとゲイカップルの擬似家族もの。まあ憂鬱になるよね。
(2014年9月23日)
予告編(ポップアップします)

4

殺人ワークショップ  75 min

監督:白石晃士
 アップリンクといえば白石晃士!というイメージなのですが、その白石監督の新作ですね。あの『オカルト』の江野くんが主人公という白石ユニバース的なやつ。キービジュアルも渋谷だし、ここで見るのがぴったり。刺して抜きたい。
(2014年9月25日)
予告編(ポップアップします)

5

聖者たちの食卓  Himself He Cooks65 min

監督:バレリー・ベルトー/フィリップ・ウィチュス
 これまたUPLINK配給のアップリンクらしさにあふれたドキュメンタリー。毎日10万食のカレー(無料)を作る映画です。カレーが食べたくなります。ちなみに、UPLINK配給の作品はかなり上映期間が長く、上映終了した後も思い出したかのように再上映がかかります。焦らなくて良いので助かります。
(2014年10月12日)
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6

ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―  Little Land52 min

監督:ニコス・ダヤンダス
 ギリシャにある超長寿の島をめぐるドキュメンタリー?的な映画。この島に移住しようとする若者の視点を借りて描いているので、ちょっとフェイク感があるけど、明るい面だけでなく闇の部分も描いている点には好感。コーヒーと蜂蜜は美味しそうだったけど、この島に暮らすのは厳しいなー。
(2014年10月19日)
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7

NO  108 min

監督:パブロ・ラライン
 1988年のピノチェト政権独裁下にあるチリを舞台にした選挙エンターテイメント。独裁者ピノチェトに対する信任投票に「NO」を突きつけるため、反対派に雇われた敏腕CMディレクターが奮闘する!説教臭くないクールなテレビ広告で戦う様がかっこいいCM映画。
(2014年10月19日)
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8

ダムネーション  DamNation87 min

監督:ベン・ナイト/トラビス・ラメル
 アメリカでダム撤廃を求めて活動する人々のドキュメンタリー。ダム爆破のシーンが美しい…。推進派の人もいちおう出てきます。アップリンクではこういう社会派ドキュメンタリーが良く上映されます。具体的に言うとユナイテッド・ピープル配給の作品とか良くかかります。ちょっと左向きの作品もありますけど、他のところではあまりかかりませんからねー。
(2014年12月7日)
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9

365日のシンプルライフ  Tavarataivas80 min

監督:ペトリ・ルーッカイネン
 持ち物を全て一旦リセットして、1日1個だけ倉庫から取って良いというルールのチャレンジもの。監督が主演で、全裸から始まるという出落ちドキュメンタリー。フェイクっぽいけどヤラセじゃないよ!見逃してた作品だったので嬉しかったですね。
(2014年12月7日)
予告編(ポップアップします)

10

  70 min

監督:水井真希
 まったく予備知識無しで観たやつ。タイトルの『ら』は「拉致」のらなんですよねー。主人公の女性が拉致されるシーンから始まるのですが、いつ爽快な反撃シーンが始まるかとおもいきや、あまり救いのない終わり方で…。ってこれ実話ベースなんですか!?しかも監督の実体験とな…。ちなみに監督舞台挨拶もありましたが、逆に超テンション高い方だったので、なんとなく救われた気になりました。考えるきっかけになりますね。
(2015年3月11日)
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11

ワイルド・スタイル  Wild Style82 min

監督:チャーリー・エーハーン
 30年くらい前の作品なんですねー。ヒップホップ映画って初めて観たので新鮮!
(2015年4月23日)
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12

トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で  Toumast88 min

監督:ドミニク・マルゴー
 『ワイルド・スタイル』から2本連続で見たら後半ほとんど寝てしまった…。もったいない…。
(2015年4月23日)
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13

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪  92 min

監督:白石晃士
 『コワすぎ!最終章』と『超コワすぎ!FILE-01』は舞台挨拶目当てで初日に席を確保してたんですが、このFILE-02だけは初日に出張入ってしまったために週明けに見ました。初回の土日ずらせば普通にフリーパスで無料なのが嬉しすぎますね。「コワすぎ!」シリーズはみんなで観ると一体感がハンパないので絶対に劇場で観たい作品の一つです。
(2015年7月13日)
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14

サンドラの週末  Deux jours, une nuit95 min

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ
 レイオフを宣言された女性が夫とともに従業員たちを説得して回るある週末のお話。『十二人の怒れる男』のような逆転劇かと思いきや…。
(2015年7月18日)
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15

グッド・ストライプス  119 min

監督:岨手由貴子
 今年の大当たり作品。妊娠をきっかけに倦怠期のカップルが結婚へと歩み出す。そしてその過程で浮かび上がってくる周囲の濃密な人間関係、そして過去のしがらみ。主演の二人(菊池亜希子と中島歩)の絶妙なやりとり、あと音楽も抜群に良かった。
(2015年7月28日)
予告編(ポップアップします)

16

エレファント・ソング  Elephant Song100 min

監督:シャルル・ビナメ
 UPLINKは大人気のグザヴィエ・ドラン作品の配給もやってるんですが、こちらは監督ではなく主演がドランの映画。いやー、ほぼ密室劇なのに全く飽きさせないですねー。会話しかないのにこの面白さ。撮影もとても良くてどの場面を切り取っても一枚の絵になるかのよう。オチも途中で読めると言ってしまえばそれまでだけど、衝撃的です。
(2015年7月29日)
予告編(ポップアップします)

□これくらいお得でした!

 一般の鑑賞料金は1,800円ですので、単純計算で1,800円×16本=28,800円。15,800円お得に観れた計算になります。さらに、フリーパスとして観れない作品でも会員料金(作品によって違いますが、だいたい1,000円)で観ることができるので、実際にはこれ以上の効果があります。

 アップリンクでは毎週水曜日と毎月1日の映画の日では一般鑑賞料金が1,100円となりますが、それでも1,100円×16本=17,600円なので4,600円お得!

 7本観た場合、1,800円×7本=12,600円なので、年に8本以上観る人だったら元が取れる感じですね。

良かったところ

□精神的に楽

 最初に13,000円払ってしまえば、後は毎月の予算を気にせず観まくれるのが素晴らしいです!毎月、映画の予算はまずオーバーしますからねー。給料日前でも気兼ねなく見れるってのは嬉しいですね。

□普段見ないような映画と出会う

 ただですからねー。そりゃー、よくわからない映画も見ますわ。でもそういう期待度0の作品に当たりがあったりするから面白い!今回観た中だと、『ダムネーション』と『グッド・ストライプス』は全く期待せずに観たら傑作というパターンでした!

□見逃した映画が見れたりする

 アップリンクはいわゆる名画座という位置付けの映画館ではないのですが、他のところで上映終了した作品がかかることが結構あります。系統としてはテアトルシネマ系列のものがよく流れてくる感じ。都内とその近郊に名画座はまだ残ってますが、飯田橋とか下高井戸とか黄金町とか、微妙な場所にあるので、渋谷でやってくれると非常に助かるんですよね。逆に、すでに観たやつがかかると悔しい気持ちになります。

微妙だったところ

□快適すぎて寝てしまう

 これは利点といったほうがいいのかもしれないのだけど、椅子が快適すぎるんですよねー。位置によってマチマチなんですが、だいたいいい感じの椅子です。たまに固いやつとかありますけど。なんかお家で見てるみたいな雰囲気です。特に前の方の席はリクライニングになっているので完全に寝るパターン。でもスクリーン小さいし、一番前は足伸ばし放題だし、つい前に行ってしまいます。寝そうな時は注意!

□シネコンだけど、シネコンじゃない!

 何を今更という感じですが、スクリーンは小さいし、『アベンジャーズ』はやってません!でも「コワすぎ!」シリーズはやるんだよ!それだけで十分じゃん?

□カードが紙なので弱い

 紙の会員証って他の映画館ではないですよね…。カード入れに入れておいて一年経つとまず間違いなく角がボロボロになります…。

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 これは今年更新して10日後くらいの状態です。気をつけていても結構汚れます。

      ↓

 なので、今年はラミネート加工してみました!スタンプを押したり機械に通したりするわけではないので、問題ないはず…。ちなみに、100均で売ってるカード用の粘着型ラミネートで簡単にできます。

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まとめ

 というわけでアップリンクのフリーパスを1年間使ってみたまとめでした!13,000円というちょっと躊躇する金額ですが、渋谷を活動拠点にしていて、映画をよく見る人だったら持っておいて損はないと思います。アップリンク自体も奥渋谷の閑静なところで、オシャレ感ある映画館なので一度行ってみると面白いですよ!

関連リンク

UPLINK

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NOTES

  1. 金額的には20万もあればできますけど、スペースの確保が面倒。

 - 映画についてのいくつかのこと

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