おひるねラジーズ

毎日を、楽しく生きる


【レポート】新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.62 押井守映画祭2015 第一夜「機動警察パトレイバー」編

      2017/09/11


oshi_mamoru_film_festival_1

 ある意味今年のアニメスタイルオールナイトで一番豪華なゲスト、押井守大監督の降臨であります! 押井守オールナイト自体は毎年恒例ですけれども、今回は「押井守映画祭 第一夜」ということで、シリーズ化するようですよ!トークも映画も実に豪華な回となりました。

押井守監督初降臨 in アニメスタイルオールナイト@新文芸坐

 実は押井守監督を新文芸坐で見たのは初めてでして。これまでには来たことあったのかなあ。今年はパトレイバーイヤーだったので、「マモルの部屋」 1 で何回か拝見しているのですが、いつものこの場所だと新鮮ですねー。で、今回の目玉は押井監督+神山監督!という組み合わせ。神山監督、今年はアニメスタイルオールナイトだけで2回は見てるぞ…。はてさて、押井監督と神山監督の関係とはいかに…!

 例によって半分くらいしかメモ取れてませんので、はなし半分でよろしくどうぞー。

トークの内容につきましては、その場で速記してまとめています。事実誤認、不適当な記述などございましたらご連絡ください。対応させていただきます。

出席者

押井守監督(以下「」)

神山健治監督(以下「」)

桑島龍一さん(プランナー、プロデューサー。以下「」)

小黒祐一郎さん(アニメスタイル編集長、司会。以下「」))

新文芸坐 花俟さんによる前説

花 当館では何回も何回も何回もやっている押井守監督のオールナイトですけど、今回は押井守映画祭と題しまして何回にわけて上映させてもらうんですが、その記念すべき一本目が『天使のたまご』ですけど寝ないで見てください。(会場笑)

はじめに

神 自称、押井守の弟子「神山健治」です。

桑 今日の(パトレイバーの)サウンドリニューアル版は自分の手がけた仕事の一つで、今回初上映となります。

小 長い長いアニメスタイルオールナイトで初めての押井守監督です!

押 土曜日は家に帰る主義なので、今日も帰ろうかと思ってたんですが、いつの間にかネットに名前が出ていたので、今日帰っちゃったら詐欺になるかな―、と思って来ました。

神山監督による劇場版パトレイバー観

小 まずはじめに、神山監督から劇パト1と劇パト2の素晴らしさを!

神 1の頃は美術の仕事を始めた頃でした。OVAの頃はスタジオ風雅 2にいたんですけど、誘われて参加して、ふすまとか描いてましたね。劇場版も参加したかったんだけど、フリーじゃなかったから難しくて…。
 劇場版1の魅力は帆場という男の存在ですね。帆場暎一になりかわった押井守が一度東京を破壊するというね。一回、犯人に成り代わって事件を起こしてそこからストーリーを構成するという構造が面白かったですね。
 2は構造は1に似ていたんですけど、2回目にでてくる柘植がどうみても宮﨑駿監督にしか見えなくて(笑)ウィザードという戦闘機の側面になぜ魔女が書かれているのかとか、黄色いフィアットにしか見えない車とか…。どうしてこういうことをしたんだろうという。ストーリー以外に、もう1レイヤー構造が深まってきたところに魅了されましたね。ストーリー以外のストーリーがある、それが押井さんの言う「構造」なのだろうな、って思いました。

小 押井さんの弟子になって聞く機会はあったんですか?

神 押井さんから色々課題が出されるんですけど、その中に忍び込ましたりして、というのはやっていましたね。

小 いまの話を聞いて、押井監督、どうですか?

押 言われてみればそうかもしれないけど、(宮崎監督に)似てるかなあ。もうあまり覚えてないね!レイアウトの期間が長かったんだけど、その過程で色んなモノが入ってくるんだよね。そこに、神山のいっているもう一つのレイヤーが入り込んでくることはありましたね。

神 白髪にしたことにはなんか意味ありますよね?

押 なんか白髪にしたかったんだよね。あの頃は宮さんとの関係も良好だったけどね。

小 一緒に旅行行ってましたよね。

押 宮さんの別荘で対談した時はかなり喧嘩しましたけどね。東京から自分の八ヶ岳の山荘に呼び出しておいて、「ここは俺の家だぞ、出てけ!」って言うんですよ(笑)パト1は褒めてもらったんだけど、2は自衛隊に気を使ってるところがダメだったみたい。通行人には配慮してないのに、って。

神 アニメージュの記事では白髪の件突っ込んでましたよ。あれ、俺だろって…。

押 そうなの?(笑)

小 パト1のころにインタビューさせてもらったんですけど、鈴木敏夫さん=後藤隊長のことについては…。

押 当時の鈴木さんの相棒は徳間の亀山さんという人で、この人がすごい才女だったんです。で、彼女は(南雲)しのぶさんのモデルで、後藤さんも鈴木さんも令嬢に弱いという共通点がある(笑)
 パト2で描いたんだけど、しのぶさんはファザーコンプレックスの塊なんですよね。声を演じた榊原(良子)さんは「彼女は本当は可愛い人なのでこんなセリフは言えない!」ということでしばらく音信不通だった。
 パト2は愛着のあるキャラクターのそれまでになかった側面を出すことで深めるというコンセプトがあって、だからあの映画はしのぶさんの映画なんですよ。

小 押井さんの中では後藤さんはしのぶさんのことを本当に好きなんですか?

押 絶対好きだと思いますね。「ごめん、気が変わった」とか。いいセリフだと思うんだけどなあ。女性を怒らせたらとにかく謝るしかない。女性が2人いたらその間にはある種の緊張感があってしかるべき。しのぶさんという人は、後藤にとってはどうしても手が届かない永遠の女性なんですね。しのぶは血に惹かれる女性なんだけど、後藤の方にはそういう要素が全くない。冒頭のカンボジアのシーンでも柘植は血を流してるでしょ。こういうことをレイアウトの時に考えるんです。時間が余ってるから(笑)
 実写の場合にはいろいろ追加できるけど、アニメの場合はレイアウトの段階で仕込まないともう間に合わない。時には作監にやってもらったりね。黄瀬 3 にはいろいろ文句言われた。「ちょっとやってよ、完成したらわかるから」で、完成したらもう向こうが覚えていない(笑)

神 アニメで50を超えた監督はあまりいませんよね。

押 俺の同期は2,3人死んでるよ。西久保さん 4 とかいるけど、2,3年に一本ってペースだし。

神 体力はアニメのほうがいりますよね。

押 富野さんとか宮﨑さんとかほんとあの世代はタフだよね。50の壁を超えられない人が半分。実写の監督はボケてなければできるんですよ。まわりも抵抗しないし。アニメの場合はまわりを説得しないといけない。実写は役者もみんな年下だし言うことを聞くね。

神 若いスタッフの質問に答えづらいですよね。

押 わかってるのかわかってないのか、という点からね。若いアニメーターって近づくと逃げるんだよね。「うちの部屋でやんない?」って聞くと「僕なんてとてもとても」って感じで。部屋の中に入ってこれない。そういう人たちを説得していく気力が急速に萎えた。スカイ・クロラの時も思ったけど。あの時は鉄つん 5 がいい仕事した。鉄つんは和の人だからね。宮さんみたいに**************(自主規制しました)。

神 宮﨑さんはアニメーターですからね。

押 宮さんに直されて文句言えるアニメーターがどこにいるんだよって(笑)

手書きとCGと実写

押 僕は最近、手描きのアニメーションもう一回やってみたいな、とも思いますね。色々なジャンルを渡り歩いてるけど、はじき出されてる感じがする。ガルム 6 もやったし、CGはもういいかな、という感じ。

神 CGが実際は一番不自由ですよね。アニメや実写と比べると。

押 実際のところ、アニメスタジオってのは2,3人のエースがひっぱってるんです。

神 でも彼らは作監じゃないから自分のパートしかやらないんですよね。

押 そういった意味で、CGには個人を感じないんですよ。

神 イレギュラーなものが入りづらいですよね。

押 コンポジットの後にいろいろレイヤーを追加したいんだけど、プロセスが全てという世界なんだよね。それに対して、映画ってのは手工芸の世界。サー、つまりリドリー・スコットの作品なんかカメラの速度とか、一枚レイヤーが追加されている感じがする。
 アニメーションだけど、時間というものを描けたので実はスカイ・クロラが一番気に入ってる。ヴェンダース 7 みたいな作品を目指したんだけど。停滞した時間を表現したかった。「動かしちゃダメ、でも止めてもダメ」っていう。
 今の日本には監督の時間を表現する余地がない。それができるのは三池さんくらい。役者さんの交通整理だけで終わっちゃう。アニメーションにはまだそれができる気がする。

『天使のたまご』と『イノセンス』

小 天使のたまごについてはどうですか?

押 タルコフスキー 8 を下敷きにしてみようとしたんだよね。水の表現とか。今見るとね、ちょっと問題あったかなあ、と。若いってこともあるけど、やっぱダメだなコレって。(会場笑)コレを見た後に気になったら『スカイ・クロラ』を見て欲しいですね。あちらのほうが圧倒的に固有の時間を表現できている。アニメーターにはかなり無理してもらったんだけど。

神 押井さんの口からそんな言葉がでるとは隔世の感がありますね。

押 具体的な設定とかではないけれども、戦車とか群衆とか、自分の原点的な作品ですね。ただ、「てんたま」には構造ってものが全くない。途中からコレは絶対に売れない、という確信があった。『イノセンス』でも申し訳ないなあ、と思ったんですけど、行くとこまで行くんだ、という感じで作ってしまったんですよね。

桑 『天使のたまご』は確かに売れなかったんですけど、干された期間に作った『紅い眼鏡』(1987年)の時に押井組みたいなものが形成されて、パトレイバーにつながったという面もありますよね。

押 「てんたま」のときはスタッフに「あんたに騙された!」と言われたね。アニメーターで喜んだのは、作監の名倉さん 9 と二木真希子 10 の2人くらい。この2人は本当に喜んでくれて、二木さんはジブリに戻って宮さんに「本当にいい仕事ができた」って言ってくれたみたい。

桑 押井さんは組としてまとまってるんですけど、『イノセンス』の時は違ってましたね。

押 あの時は毎朝スタジオに来ると机の上に「直訴状」が置いてあったりして、本当に疲れましたね。禿げましたもん。その後は絶不調だった。体力とかではなくて、人間関係に疲れて。

神山監督は弟子なのか問題

小 結局、神山さんはお弟子さんなんですか?

押 神山は「都合の良い時だけ弟子って名乗りますよ」っていってるんだけど、まあそういう関係ですよ。一般的な師弟関係ではないね。

神 私が押井さんと会話したのって1000時間ないですよね。

小 そんなに少ないんですか?!

押 ヘタしたら100時間ないよ。一つの理由としては彼が酒飲めないという点がありますね。とにかく1滴も飲めないから。日本の伝統的な腹を割って話すということができないわけです。

おわりに

神 押井監督とは喧嘩してると思われてるみたいなので今日は来ました。本当はこんな関係です、ということですね。

押 神山とは別に喧嘩してないですよ(笑)
 今やってる実写版のパトレイバー(「The Next Generation パトレイバー」シリーズ)、そして来年5月の映画(『The Next Generation パトレイバー 首都決戦』)も是非見てください。2から10年経ってどう違ったのか、現代のテロをどう描くのか。もはや帆場も柘植も通用しない。今の時代のテロリストというのがどういうものなのか。それを見て欲しい。
 ガルムもそろそろ公開が決まりそうです。あと、まだ言えないんですけど、先月映画を一本取りました。今回は川井憲次ではなくて別の人と組んだり、今までと全く違う作品です。



やっと見れたよ『天使のたまご』!各作品の感想など。

天使のたまご  71 min


監督:押井守
音楽:菅野由弘
脚本:押井守


出演:兵藤まこ/根津甚八/

 実はやっと劇場で全編通してみることが出来ました!昨年も一昨年も、押井守オールナイトには来てるんですが、どちらも途中で寝てしまったんですよね…。ていうかやっぱり睡眠導入剤すぎるでしょ…。この映画を一本目に持ってくる小黒さんと新文芸坐さんに圧倒的感謝。隣のおっさん(飲み会帰り)は開始10分で寝てましたが(笑)
 トークショーを踏まえて観ると、確かに押井守監督の原点的モティーフがそこかしこに出てきますね。戦車とか方舟とか。最後の引きで世界観の全貌が露わになるところは『パト1』だし。あっちの方舟は沈んでしまいましたが。そしてタルコフスキー。そういえば、彼の映画も強力な睡眠導入剤でありました。でも『惑星ソラリス』よりこっちの方が絶対面白いしわかりやすいと思います。
 今回改めて見て思ったのは、この映画も押井監督の「夢」映画のラインナップに連なる作品だなあ、ということ。全体のシュルレアリスム的雰囲気もそうですが、物語の鍵となる「卵」自体が持つ象徴性、つまり閉塞感や眠りといったものが、この世界自体が誰か(それが卵の中の天使なのだろうけど)の夢なのではないかと思わせるように作られていて、まさに『ビューティフル・ドリーマー』!
 押井監督自身が言うように、「構造はない」のは確かで、寓意性のあるモティーフが散りばめられているだけなのだけど、その世界観を形成する枠組みのほうは良く出来てるなあ、と感じます。

機動警察パトレイバー the movie  98 min


監督:押井守
音楽:川井憲次
脚本:伊藤和典


出演:冨永みーな/古川登志夫/大林隆介/榊原良子/井上遙/池水通洋/二又一成/郷里大輔/千葉繁/阪脩/西村知道

 今回が「5.1chサウンドリニューアル版」の劇場での初上映だったのですが、いやー、すごかった!太田さんのダミ声が後ろから聞こえてきたり迫力満点。
 『天使のたまご』から続けて観ると色々な相似点があることに気づきますね。聖書からの引用はもちろん、鳥の存在の有無とか、ラストカットの「方舟」とか。2つの作品は鏡像のようになっている気もします。敵が見えない存在というのも今から思えば新しい。
 太田さんの「嵐が来るぞ〜」のあたりからの会場の盛り上がりが最高でした。年に1回は劇場で観たい映画ですね。夏映画だけど冬に観るのも一興。

機動警察パトレイバー2 the movie  113 min


監督:押井守
音楽:川井憲次
脚本:伊藤和典


出演:冨永みーな/古川登志夫/大林隆介/榊原良子/池水通洋/二又一成/郷里大輔/千葉繁/阪脩/根津甚八/竹中直人/西村知道

 パト1と同じく、5.1ch版劇場初公開。
 もう何回も見てる映画ですけれども、今回のトークショー聞いてから観ると、新たな発見があるのが面白いですね。冒頭カンボジアの柘植の血の赤も、そう言われてみれば印象的だし、2回目の登場は確かに宮﨑監督(笑)物語の構造について踏まえて観ると、テロ事件、警視庁と自衛隊をめぐる政治劇、南雲さんと柘植の関係などなど、様々なレイヤーが複雑に階層化されているのがわかりますね。色々な角度から観ることができてスルメみたいな映画。
 個人的に好きなシーンはベイブリッジの事件が始まる直前、南雲さんが湾岸通って帰るシーン。フロントガラスにオーバーレイする交通情報とか、頭上を通過する神奈川県警のレイバーとか、リアリティある描写と相まって、近未来感あります。冬の東京と戦車のハマり具合もたまらないです。あと荒川さんかわいい。

ミニパト  38 min


監督:神山健治
音楽:川井憲次
脚本:押井守


出演:大林隆之介/千葉繁/榊原良子

 一番眠くなる明け方の時間帯に嬉しい作品。前回の押井守オールナイトとかはこの時間に『天使のたまご』が来てましたからね…。完全に殺しに来てましたね。とはいうものの、この作品も後の大傑作『立喰師列伝』(2006年)に繋がる重要な作品ですからね。パタパタアニメ風のキャラクターが!12分間ひたすら長台詞をしゃべる!という。まあ、『立喰師列伝』の場合はそれが暴走して、山寺宏一が100分位延々と喋り続けるという悪夢的作品になったわけですが。
 第1話「吼えろ リボルバーカノン!」はミリオタ歓喜の銃ネタ回。銃と砲の定義やら弾頭の種類やら。確かにあの口径は35ミリじゃ小さすぎる。あとハンドガン撃つ南雲さんと香貫花カワイイ。
 第2話「あヽ栄光の98式AV!」。シバシゲオ(メガネ)の軽快な語り口でロボットアニメの歴史を振り返りつつ、ロボットアニメとしてのパトレイバーのSF考証をする話。実際のレイバーも結構バリエーションありましたけどねー。水中専用レイバーとか。やっぱり押井監督の長台詞は千葉さんだよね!
 第3話「特車二課の秘密!」。語りはしのぶさん。かわいい。「ハゼです」じゃねーよ!ここが一番会場で受けてましたね。

まとめ

 個人的には『天使のたまご』全編を劇場のスクリーンで見れたことに加え、押井守監督自身の口からこの作品についての思い、評価を聞けたことが最大の収穫でした(笑)神山監督との関係もなんとなく分かったし、制作スタイルに纏わる濃ゆい話を伺えたのも良かったです。あとやっぱり冬は『パト2』でしょう!

 今回は「押井守映画祭」の第一夜でしたが、第二夜、第三夜も企画中とのことです。アニメスタイルの企画なので、実写は難しいような気もしますが 11 、是非実写スペシャルの回も見てみたいですね。『立喰師列伝』とか『アヴァロン』とか『紅い眼鏡』とか。「鈴木Pが殺される映画特集」とかも面白そう。

 次回のアニメスタイルオールナイトは2014年12月20日「新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.63 GAINAX アカイホノオの時代」。ゲストは「山賀博之監督、武田康廣さん、赤井孝美さん」というガイナックス創成期の記憶を伝承する人々。上映作品は『王立宇宙軍 オネアミスの翼』『トップをねらえ! 劇場版』という定番に加え、あまりスクリーンではかからない『炎の転校生』『おたくのビデオ』という4本立てになります。


イベント概要

イベント名新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol. 62 押井守映画祭2015 第一夜「機動警察パトレイバー」編
日時2014年12月13日22:30 - 2014年12月14日6:00
会場新文芸坐
料金一般:3,000円 前売り・会員:2,800円


NOTES

  1. 『TNGパトレイバー』のトークショー企画。1章につき1回くらいある。ジブリの鈴木さんとの対談が最強だった…。
  2. スタジオ風雅(すたじおふうが)。美術・背景などを専門とするプロダクション。1983年に小林プロダクションの大野広司さんらが独立して設立。海外アニメの背景業務なども手がける。
  3. 黄瀬和哉(きせかずちか)。アニメーター、作画監督。Production I.G 取締役。パト1、パト2あたりで特徴的な妙に人間臭い写実的な作画をする人。最近だと『攻殻機動隊ARISE』シリーズで監督デビュー。
  4. 西久保瑞穂(にしくぼみずほ)(西久保利彦)。タツノコプロ出身。押井守、真下耕一、うえだひでひとらと並び「タツノコ四天王」と呼ばれる。『赤い光弾ジリオン』つながりで、IGタツノコ→Production I.Gという流れ。2014年の『ジョバンニの島』で各国の映画賞を受賞(日本では第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞)。
  5. 西尾鉄也(にしおてつや)。アニメ・スポット出身でProduction I.G 執行役員。『ミニパト』全3話の原画を大体一人で描いた人。『スカイ・クロラ』ではキャラデザと総作画監督。
  6. 『GARM WARS The Last Druid』(ガルム・ウォーズ ザ・ラスト・ドルイド)。押井守監督のオリジナル長編アニメーション。CGと実写のハイブリッドで制作。音楽:川井憲次、脚本:ジェフリー・ガンなど。2014年11月の第27回東京国際映画祭でワールドプレミア。キャラクター紹介で普通にいつもの犬がいたりして草生える。
  7. ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)のことだと思われる。ドイツの映画監督。ロードムービーの金字塔『パリ、テキサス』(1984年)や『都会のアリス』(1974年)など。
  8. アンドレイ・タルコフスキー(Андрей Арсеньевич Тарковский)。『惑星ソラリス』(1972年)、『鏡』(1975年)、『ストーカー』(1979年)など。
  9. 名倉靖博(なぐらやすひろ)。スタジオカーペンター出身。『天使のたまご』の作監としてキャラクターの髪の毛まで動かすような繊細な作画を手がけた。TVアニメでは『楽しいムーミン一家』(1990年)など。
  10. 二木真希子(ふたきまきこ)。スタジオジブリのアニメーター。動物や自然の描写に評価が高い。ジブリ作品以外だと『AKIRA』(1988年)など。
  11. といいつつ、過去には「おとなの東映まんがまつり」と称して仮面ライダー劇場版などを流したりしてます。

 - 新文芸坐×アニメスタイルセレクション

関連コンテンツとスポンサードリンク