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【2014年12月】一年の締めくくりはどの映画?2014年12月のオススメ映画10選!

      2015/01/27

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 さて、2014年もついに残すところあと1ヶ月くらいとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。一年最後の月ですが、今月も新作映画は盛りだくさん!今月も10本むりやり選びましたが、デヴィッド・フィンチャー監督の新作『ゴーン・ガール』、安定のディズニー・アニメ『ベイマックス』あたりが安牌でしょうか。今月は新文芸坐では「シネマカーテンコール」、渋谷アップリンクでは「見逃した映画特集2014」も開催されますので、今年公開の話題作を見ておきたいという人には選択肢がたくさんあって悩むことになりそうですね!

新鋭、山戸結希監督による鮮烈な青春の瞬き。
『おとぎ話みたい』

 初回公開は2013年なんですけど、ようやくロードショー!去年開催された「MOOSIC LAB 2013」 1 での上映で大反響を巻き起こし、グランプリを受賞。これが学生時代最後にとった映画というから驚きです。
 今年公開された「東京女子組」主演による青春少女映画『5つ数えれば君の夢』も作家性にあふれた素晴らしい作品だっただけに、見逃せない映画です。東京ではテアトル新宿しか上映しないのがとても痛いのですが、そのせいもあって初日、2日目のチケットはすでに完売のようです(2014年12月5日現在)…。ちなみに、9日までは山戸監督らを交えたトークショーが連日予定されていますよー。

予告編

基本情報

おとぎ話みたい  51 min

上映開始日:2014年12月06日

監督:山戸結希

音楽:おとぎ話

脚本:山戸結希

出演:趣里/岡部尚/おとぎ話/小林郁香/

公式サイトhttp://posthumous-work-of-girl.com/

公式Twitterhttps://twitter.com/anoko_dance

上映情報:テアトル新宿 ほか

山下敦弘×モキュメンタリー…!
『超能力研究部の3人』

 去年の僕のベスト映画5位くらいに入ってる傑作青春ダラダラ映画『もらとりあむタマ子』の山下敦弘最新作。今年は乃木坂46らしいんですが、ぶっちゃけアイドル関係はあまり…。でもセーラー服と野暮ったいメガネっていうのもなかなかいいですねえ。予告編だとちょっと『DOCUMENTARY of AKB48』っぽいドキュメンタリー映画ライクなところがあるんですが、なるほど、今回はモキュメンタリーなんですね。一体どういう話になるのか…。一応、主演の女子3人が女子高生に扮して超能力やらUFOやら恋愛やらに奮闘する青春活劇のようですよ。でも個人的には『タマ子』の食事シーンのように妙にリアルな生態描写に期待してます。

予告編

基本情報

超能力研究部の3人  119 min

上映開始日:2014年12月06日

監督:山下敦弘

音楽:きだしゅんすけ

脚本:いまおかしんじ/向井康介

出演:秋元真夏/生田絵梨花/橋本奈々未/碓井将大/葉山奨之/佐藤宏/泉澤祐希/安藤輪子/森岡龍/佐藤みゆき/山下敦弘/山本剛史

公式サイトhttp://www.bs-tbs.co.jp/chonoryoku3/

公式Twitterhttps://twitter.com/chonoryoku3

上映情報:シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、ユナイテッド・シネマ豊洲、イオンシネマ板橋、立川シネマシティ ほか

『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが贈る極上のサスペンス!
『ゴーン・ガール』

 今月の「どうなるかわからない」枠。
 大学講師として平凡な生活を送っていたニック(ベン・アフレック)は結婚5周年の記念日に妻・エイミー(ロザムンド・パイク)の不在に気付く。警察の捜査が続く中、エイミーの知られざる一面が次第に明らかになり、そしてニックは妻殺しの容疑を掛けられることに…。
 あの『セブン』のフィンチャー監督なので一筋縄ではいかないのは容易に想像できるのですが、前評判というかすでに見てしまった人たちのネタバレしなさは異常ですよ。おそらく、二転三転あたりまえの展開で何を言ってもネタバレになってしまうのでしょうねー。今年最後の大型サスペンスという意味でも楽しみです。

予告編

基本情報

ゴーン・ガール  Gone Girl148 min

上映開始日:2014年12月12日

監督:デヴィッド・フィンチャー

音楽:トレント・レズナー/アティカス・ロス

出演:ベン・アフレック/ロザムンド・パイク/ニール・パトリック・ハリス/タイラー・ペリー/キム・ディケンズ/キャリー・クーン/パトリック・フュジット/デヴィッド・クレノン

公式サイトhttp://www.foxmovies-jp.com/gone-girl/

公式Twitterhttps://twitter.com/GoneGirlJP


ジュリエット・ビノシュの熱演に注目!
『おやすみなさいを言いたくて』

 レオス・カラックス監督の作品でおなじみのジュリエット・ビノシュ(『ポンヌフの恋人』とか)が戦場カメラマンと2児の母親の二足のわらじで奮闘する、家族のあり方を描いた作品。報道写真家として世界中を飛び回るレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)はテロに巻き込まれ重症を負う。アイルランドで2人の娘とともに彼女の帰りを待つ夫マーカス(ニコライ・コスター=ワルドウ)からの懇願により、仕事を辞め、家族とともに過ごすことを選んだレベッカだったが…。「仕事」と「家族」の選択がテーマですが、彼女の最終的な決断は果たして…。監督のエリック・ポッペはあまり聞かない名前ですが、この作品が初監督なんですね。今年で50歳の大台に乗るジュリエット・ビノシュの成熟した演技に期待です。

予告編

基本情報

おやすみなさいを言いたくて  A Thousand Times Good Night118 min

上映開始日:2014年12月13日

監督:エリック・ポッペ

音楽:アルマン・アマール

脚本:エリック・ポッペ/ハーラル・ローセンローブ=エーグ/カーステン・シェリダン

出演:ジュリエット・ビノシュ/ニコライ・コスター=ワルドウ/ローリン・キャニー/マリア・ドイル・ケネディ/ラリー・マレン・Jr.

公式サイトhttp://oyasumi-movie.jp/

公式Twitterhttps://twitter.com/oyasumimovie

上映情報:角川シネマ有楽町, 渋谷シネパレス, 横浜シネマリン ほか

栃木が生み出した奇跡の映画。96歳の新人女優!?
『そして泥船はゆく』

 この映画、とにかく制作の過程がすごい!出戻り映像作家である渡辺紘文監督が自分含めスタッフ4人(うち1人は弟)と1週間で撮影し、昨年行われた第26回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門でワールドプレミアという快挙を成し遂げた奇跡的な映画です。東京国際映画祭には1400本くらいの映画が集まるわけなので、その中から選ばれるってかなりすごいですよ。その後、各国の映画祭に出品し、ようやく今年劇場公開、というわけです。栃木県大田原市を舞台に、祖母と2人で暮らす無気力な男・平山隆志(渋川清彦)のもとに死んだ父の娘と名乗る少女が訪ねてくる…、というストーリーもさることながら、予告編でも圧倒的な存在感を醸し出す96歳の新人女優・平山ミサオさん(監督の祖母)に注目です。

予告編

基本情報

そして泥船はゆく  And the Mud Ship Sails Away88 min

上映開始日:2014年12月13日

監督:渡辺紘文

音楽:渡辺雄司

脚本:渡辺紘文

出演:渋川清彦/高橋綾沙/飯田芳/武田美奈/鈴木仁/羽石諭/戸田古道/平山ミサオ

公式サイトttp://mudship.jimdo.com/

公式Twitterhttps://twitter.com/Mudship_Film

上映情報:新宿武蔵野館

ハートフルロボットの皮を被った熱血ヒーロー映画!
『ベイマックス』

 すでに散々言われてますけど、熱血SFヒーローロボットアニメですからね、この映画。日本版の予告だとあまり出てないけど。つーか、ヒーロー仲間の連中もほとんど出てないですしね。
 最近ヒット飛ばしてるディズニーなのでクオリティーは期待できるでしょう。東京国際映画祭の先行上映なんかもかなり評判いいですし。安牌ですよね。
 ただ、自分が期待したいのは、『シュガー・ラッシュ』や『アナと雪の女王』で見せた現代社会の暗部をえぐるような要素なのですよね。兄を殺された少年とマシュマロマン風味のロボットが悪を倒してハッピーエンド、なんてのはちょっとありきたりだと思うのですよ。『シュガー・ラッシュ』なんて「派遣社員がブラック企業の社畜(正社員)になれてよかったね!」という皮肉に満ちた物語ですからね。そういうドス黒さをどこかに持っていてほしいですね。

予告編

基本情報

ベイマックス  Big Hero 6108 min

上映開始日:2014年12月20日

監督:ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ

音楽:ヘンリー・ジャックマン

脚本:ロバート・L・ベアード/ダニエル・ガーソン/ジョーダン・ロバーツ

出演:スコット・アツィット/ライアン・ポッター/T・J・ミラー/ジェイミー・チャン/デイモン・ウェイアンズ・Jr./ジェネシス・ロドリゲス/ダニエル・ヘニー/マーヤ・ルドルフ/ジェームズ・クロムウェル/アラン・テュディック

公式サイトhttp://www.disney.co.jp/movie/baymax.html

公式Twitterhttps://twitter.com/disneystudiojp


ボクシングは人を変えるのか?人生どん詰まり女の逆襲がはじまる!
『百円の恋』

 なんかね、申し訳ないんだけど、予告編の安藤さんで笑ってしまうんですよね。初っ端の背中ボリボリ掻いてるとことか、出オチすぎるでしょ!やさぐれ感たっぷりの歩き方とかね。ストーリーはこの安藤さん演ずる一子(32歳・フリーター)がボクサーの狩野(新井浩文)と出会い、ロマンスしたり、トレーニングしたりしてフツーの人生に復帰していくという、まあ予告編見ただけで大体のオチはわかってしまうわけなのですが、そういうオチが重要なんじゃないんだ!プロセスが大事なんだ!というわけで、実際のところかなり見たい映画ですね。東京国際映画祭で見た人もかなり絶賛してたし。

予告編

基本情報

百円の恋  113 min

上映開始日:2014年12月20日

監督:武正晴

音楽:海田庄吾

脚本:足立紳

出演:安藤サクラ/新井浩文/稲川実代子/早織/宇野祥平/坂田聡/沖田裕樹/吉村界人/松浦慎一郎/伊藤洋三郎/重松収/根岸季衣/

公式サイト100yen-koi.jp/

公式Twitterhttps://twitter.com/100yen_koi

上映情報:テアトル新宿 ほか

中村隆太郎監督、幻の傑作。
『ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち』

 知る人ぞ知る伝説の深夜アニメ『serial experiments lain』の監督として名高い中村隆太郎監督による幻の映画がついにロードショー。これまでも小規模な地方の上映会などで上映されたりはしていたとのことですが、映画館のスクリーンでかかるのは、実に20年越しというわけです。制作は今はなきトライアングルスタッフで、キャラクターデザイン・作監が大橋学さん、原画に沖浦啓之さん、音楽に川井憲次さんと、非常に豪華な布陣ですね。
 ちなみに、中村監督と大橋学さんは後にあの名作RPG『ポポロクロイス物語』のアニメーションパートを制作に携わっているのですが、予告編からわかるように非常にテイストが似ていますね。
 上映は、下北沢のトリウッドの『開館15周年記念!「トリウッド 冬のアニメ祭り」』で12月20日(土)から翌2015年1月18日(日)までの3週間限定ですので、お見逃しなく!
下の予告編死んでる場合はこちらへどうぞ→ 「ちびねこトムの大冒険」トレイラー版

予告編

基本情報

ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち  81 min

上映開始日:2014年12月20日

監督:中村隆太郎

音楽:川井憲次

脚本:中村隆太郎

出演:藤田淑子/佐野量子/野沢雅子/中尾隆聖/高山みなみ/かないみか/坂本千夏

公式サイトchibinekotom.com/

公式Twitterhttps://twitter.com/chibineko_tom

上映情報:トリウッド(下北沢)

クローネンバーグ先生によるハリウッド地獄めぐり
『マップ・トゥ・ザ・スターズ』

 『スキャナーズ』や『イースタン・プロミス』などで知られるアグレッシブなおじいちゃん、デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作。最近だと去年の『危険なメソッド』がよかったですねー。
 ハリウッドに暮らすごく平凡なセレブファミリー、ワイス家。しかし、彼らの長女であるアガサ(ミア・ワシコウスカ)がハリウッドに戻ってきたことから、彼らの日常が歪み始める…。実の娘であるアガサを執拗に遠ざけるスタッフォード(ジョン・キューザック)とクリスティーナ(オリビア・ウィリアムズ)、アガサを雇う落ち目の大女優・セグランド(ジュリアン・ムーア)、ヤク中の子役・ベンジー(エバン・バード)。様々な人間関係がアガサを中心に動き出す。主演のミア・ワシコウスカはティム・バートンのアリス役の人ですね。また、ジュリアン・ムーアはこの役で今年のカンヌの女優賞を受賞してます。

予告編

基本情報

マップ・トゥ・ザ・スターズ  Maps to the Stars109 min

上映開始日:2014年12月20日

監督:デヴィッド・クローネンバーグ

音楽:ハワード・ショア

脚本:ブルース・ワグナー

出演:ジュリアン・ムーア/ミア・ワシコウスカ/ジョン・キューザック/ロバート・パティンソン/オリビア・ウィリアムズ/エバン・バード/サラ・ガドン/ニーアム・ウィルソン/ドーン・グリーンハルグ

公式サイトhttp://mapstothestars.jp/

公式Twitterhttps://twitter.com/mapmoviejp

上映情報:新宿武蔵野館 ほか

10年間の改装の記録
『みんなのアムステルダム国立美術館へ』

 ルーヴルにも引けをとらないオランダ最大の美術館であるアムステルダム国立美術館。2008年のオープンを目指して2004年に開始されたこの美術館の改装ですが、結局10年かかってしまったという…。2010年に公開された前作『ようこそアムステルダム国立美術館へ』でも描かれているような美術館の建築をめぐる市民の反発(自転車が通れない!)とか調整につかれた館長が突然辞めたりとか資金が足りなくなったりとか…。というような諸々のトラブルを乗り越え、2013年にようやくリニューアルオープンするまでのドキュメンタリー映画。ちなみに、アムステルダム国立美術館はレンブラントの『夜警』をはじめ、フェルメール、ロイスダール、ステーンなどのオランダ美術を代表する美術作品が多数収蔵されている美術館でもあります。

予告編

基本情報

みんなのアムステルダム国立美術館へ  The New Rijksmuseum90 min

上映開始日:2014年12月20日

監督:ウケ・ホーヘンダイク

音楽:モーリス・ホルストフイス

出演:ドナルド・デ・レーウ/ビム・パイベス

公式サイトhttp://amsmuseum.jp/

公式Twitterhttps://twitter.com/ams_museum

上映情報:ユーロスペース(渋谷) ほか

Notes

  1. 「映画」×「音楽」をテーマに、映画監督とミュージシャンとがコラボを組んで製作した映画の上映イベント。2012年から開催され、過去2回の開催では『サッド・ティー』の今泉力哉監督などがこのイベントをきっかけとしてメジャーになったりしてます。

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