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【2014年10月】重そうな作品が多めです。。10月公開のオススメ映画10選!

      2014/11/29

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 さて、10月といえば、年に一度のお楽しみ、『東京国際映画祭』!!とはいえ、新作公開作品もチェックしていきたいですよね!今月の一押しは、前作『女っ気なし』の評価も高いギヨーム・ブラック監督の新作『やさしい人』、そして昨年の『わたしはロランス』で才能を魅せつけた新進気鋭のグザビエ・ドラン監督による『トム・アット・ザ・ファーム』。それと、デンゼル・ワシントンが19秒(!)で悪人どもを殺戮すると話題の映画『イコライザー』が個人的には気になります。


①恐るべき子どもたち:『悪童日記』

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 第二次世界大戦、疎開、子どもだけ、意地悪な親戚…。とくると『火垂るの墓』が思い出されるわけですが、この映画の双子は一味違ってかなり過激!原作は亡命作家アゴタ・クリストフのベストセラーなんですが、すみません読んでません。周りでもわりと読み込んでる人が多いんですが、口々に「かなりエグいよ」…と。期待が持てますね!それにしても予告編からもわかる双子のキャスティングの素晴らしさ。

予告編

基本情報

悪童日記(原題:”A nagy fuzet“)
上映開始日:2014年10月3日
上映時間:111分
監督:ヤーノシュ・サース
音楽:ヨハン・ヨハンソン
脚本:ヤーノシュ・サース/アンドラーシュ・セーケル
出演:アンドラーシュ・ジェーマント/ラースロー・ジェーマント/ピロシュカ・モルナール/ウルリッヒ・トムセン/ウルリッヒ・マテス/ギョングベール・ボグナル/オルソルヤ・トス/ザビン・タンブレア/ペーター・アンドライ

公式サイト:http://akudou-movie.com/
公式Twitter:https://twitter.com/akudonikki

②ピンク映画50周年!:『色道四十八手 たからぶね』

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 数多の映画監督を養成・輩出してきた日本の「ピンク映画」。1960年台に生まれた、この一大ジャンルの50週年を記念して作られた作品です。二組の新婚夫婦と叔父夫婦の愛憎入り乱れる官能映画。ベテランの渡辺護監督がメガホンを取るものの、制作途上で他界、渡辺監督作品で脚本を多数手がけていた井川耕一郎が完成させたことでも話題の作品です。

予告編

基本情報

色道四十八手 たからぶね
上映開始日:2014年10月4日
上映時間:71分
監督:井川耕一郎
脚本:井川耕一郎
出演:愛田奈々/岡田智宏/なかみつせいじ/佐々木麻由子/ほたる/野村貴浩

公式サイト:http://www.eurospace.co.jp/(ユーロスペース)
公式Twitter:https://twitter.com/takarabune48
上映館:ユーロスペース(渋谷)

③フランクは実在しました。:『FRANK フランク』

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 あのマイケル・ファスベンダーが奇妙な被り物を被った男を演じていることで話題沸騰のこの作品。ファスベンダーが演ずる「フランク」という男は実在していた人物です。フランク・サイドボトムはロンドンでカルト的人気を誇ったコメディアンで、2010年に亡くなっています。常に珍妙な被り物や仮装をしているのが特徴で、音楽にも優れた人だったみたいですね。去年公開のジョン・S・ベアード監督の傑作クソ警官コメディ『フィルス』にもフランクのライブシーンがテレビに映るシーンがありますね。この映画では、バンドの一員としてアメリカの音楽フェスに出演することになり、徐々におかしくなっていくフランクの秘密をバンドメンバーが探るという筋書きのようですね。はたしてフランクはなぜハリボテをかぶっているのか?

実物のフランクはこんな感じ↓

予告編

基本情報

FRANK フランク(原題:”Frank“)
上映開始日:2014年10月4日
上映時間:95分
監督:レニー・アブラハムソン
音楽:スティーブン・レニックス
脚本:ジョン・ロンスン/ピーター・ストローハン
出演:マイケル・ファスベンダー/ドーナル・グリーソン/マギー・ギレンホール/スクート・マクネイリー/カーラ・アザール/フランソワ・シビル

公式サイト:http://www.frank-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/FrankMovieJP

④『TED』を超えられるか?!クソ邦題だけど期待の作品。:『荒野はつらいよ アリゾナから愛をこめて』

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 みんなの大好きな『TED』のセス・マクファーレン監督第2作。大開拓時代の西部に生きるのび太みたいな地味系男子アルバート(セス・マクファーレン)が成長していく様を描く…。わけはないと思うのだけど、きっとまた下ネタに満ちた愉快な話なのでしょう!と、思って英語版予告見たら…あー、これってハッピーツリーフレンズじゃね?お決まりのロマンスの相手、射撃の名人で美女のアンナは一昨年の『プロメテウス』でナイスエロスーツ姿が脳裏にこびりついて離れないシャーリーズ・セロン。町にやってくる大悪党クリンチはリーアム・ニーソン!キャスティング俺得すぎる…。

予告編

基本情報

荒野はつらいよ アリゾナから愛をこめて(原題:”A Million Ways to Die in the West“)
上映開始日:2014年10月10日
上映時間:116分
監督:セス・マクファーレン
音楽:ジョエル・マクニーリィ
脚本:アレック・サルキン/セス・マクファーレン/ウェルズリー・ワイルド
出演:セス・マクファーレン/シャーリーズ・セロン/アマンダ・セイフライド/リーアム・ニーソン/ジョバンニ・リビシ/ニール・パトリック・ハリス/サラ・シルバーマン/クリストファー・ヘイゲン/ウェス・ステューディ/マット・クラーク/エバン・ジョーンズ/アーロン・マクファーソン/レックス・リン

公式サイト:http://kouya-tsuraiyo.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/kouya_tsuraiyo

⑤長寿の島の秘密とは:『ハッピー・リトル・アイランド 長寿で豊かなギリシャの島で』

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 大不況の最中のギリシャですが、この映画の舞台となるのはそんな現実とは一見無縁のように見えるエーゲ海の離島イカリア島。長寿の島として知られ、世界的に注目を集めています。この島にアテネから逃れるようにして移住してくる若者たちの姿を通して、長寿と幸せの秘密に迫っていく物語タッチのドキュメンタリー映画。予告編の蜂蜜とかが美味しそうですよね。ちなみに、イカリアという名前の由来は、ギリシャ神話のイカロスが近海に落ちたとの言い伝えがあるためだとか。

予告編

基本情報

ハッピー・リトル・アイランド 長寿で豊かなギリシャの島で(原題:”Little Land“)
上映開始日:2014年10月11日
上映時間:52分
監督:ニコス・ダヤンダス

公式サイト:http://unitedpeople.jp/littleland/
公式Twitter:https://twitter.com/upjp (ユナイテッドピープル)
上映館:アップリンク(渋谷)ほか

⑥『ブリキの太鼓』、シュレンドルフ監督の新作!:『シャトー・ブリアンからの手紙』

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 第二次世界大戦下のフランス。一人のドイツ人将校が暗殺され、ヒトラーはフランス人150人の処刑を命ずる。反総統派でありフランス人による報復を恐れたフランス駐在ドイツ軍司令部のシュテルプナーゲル将軍(アンドレ・ユング)、シュパイデル大佐(ハロルド・シュロット)、ユンガー大尉(ウルリッヒ・マテス)の3人は事態の収拾を図るが、駐仏ドイツ大使アベッツ(トマシュ・アーノルド)は即時の処刑を迫る。処刑の対象に選ばれたシャトーブリアン郡のショワゼル収容所に収容されていた政治犯たち。シャトーブリアン郡の副知事ルコルヌは処刑リストの作成を命じられ、そのリストには若干17歳のギイ・モケ(レオ=ポール・サルマン)の名もあった。様々な人々の思惑が交差する中、処刑期日である1941年10月22日が迫る!監督は『ブリキの太鼓』でカンヌ映画祭パルムドールを受賞している巨匠シュレンドルフ。必見です。

予告編

基本情報

シャトー・ブリアンからの手紙(原題:”La mer a l’aube“)
上映開始日:2014年10月25日
上映時間:91分
監督:フォルカー・シュレンドルフ
音楽:ブリュノ・クーレ
脚本:フォルカー・シュレンドルフ
出演:レオ=ポール・サルマン/ビクトワール・デュボワ/マルク・バルベ/ウルリッヒ・マテス/ヤコブ・マッチェンンツ/ジャン=ピエール・ダルッサン/アリエル・ドンパール/アンドレ・ユング

公式サイト:http://www.moviola.jp/tegami/
公式Twitter:https://twitter.com/tegami2014
上映館:シアター・イメージフォーラム(渋谷)ほか

⑦デンゼル・ワシントンが19秒くらいで悪者を懲らしめる映画:『イコライザー』

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 予告編から漂う期待できる感。元CIAのマッコール(デンゼル・ワシントン)が娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)を救うため、ロシアン・マフィアに戦いを挑む!デンゼルはそこらにあるものを利用して敵を倒すという能力持ちなのでかなり面白そう。殴りこみは手ぶらだぜ!監督のアントワン・フークアは『ザ・シューター/極大射程』で有名ですが、去年の『エンド・オブ・ホワイトハウス』も良かったので期待しております。やたら19秒を強調してますけど、それはともかく昼はホームセンター、夜は仕事人という設定もいいですね。ホームセンターに置いてある物使って戦闘してくれたら最高!と、思って英語版予告見たら普通に売り物使って殺してるような描写が…。コレは期待できるゾ!

予告編

基本情報

イコライザー(原題:”The Equalizer“)
上映開始日:2014年10月25日
上映時間:132分
監督:アントワン・フークア
音楽:ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
脚本:リチャード・ウェンク
出演:デンゼル・ワシントン/マートン・ソーカス/クロエ・グレース・モレッツ/デビッド・ハーバー/ビル・プルマン/メリッサ・レオ

公式サイト:http://www.equalizer.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/equalizerjp

⑧この、いい人だけど絶対もてなそうな感じ:『やさしい人』

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 すみません、前作の『女っ気なし』見てないんですけど、ギヨーム・ブラック監督の新作です。『女っ気なし』は非モテ系が見るとかなりダメージを受ける、と聞いていたのでまだ見れていないのです。。。と、思ったらこの映画も、いかにもモテそうもない落ち目のミュージシャンの頭髪の寂しい中年が絶望するような感じの話じゃないですか(予告編を見る限り)!このやるせない主人公マクシムを演ずるのは、『女っ気なし』でも主役を演じたバンサン・マケ―ニュ。なんというか、この頭髪の感じがですね、ほんとうに見ていて辛くなる感じですね。。。予告編だけだと、フレッシュな女の子と一時の逢瀬を楽しむ人生に行き詰まった中年男が勘違いして都会まで女の子を追いかけて行ったらハシゴを外されて勝手に絶望するような映画に見えるのですが、果たして…。

予告編

基本情報

やさしい人(原題:”Tonnerre“)
上映開始日:2014年10月25日
上映時間:100分
監督:ギヨーム・ブラック
音楽:ロブール
脚本:ギヨーム・ブラック/エレーヌ・リュオ
出演:バンサン・マケ―ニュ/ソレーヌ・リゴ/ベルナール・メネズ/マリ=アンヌ・ゲラン/ジョナ・ブロケ/エルベ・ダンプ

公式サイト:http://tonnerre-movie.com/
上映館:ユーロスペース(渋谷)

⑨若き天才の最新作:『トム・アット・ザ・ファーム』

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 去年、日本で公開されるやいなや各方面から大絶賛を受けた衝撃作『わたしはロランス』のグザビエ・ドラン監督の最新作。もちろん、主演も監督です。恋人のギョームが死に、葬儀に出席するため彼の故郷へと向かうトム(グザビエ・ドラン)。しかし、ギョームの母親は息子がゲイであることを知らず、兄フランシス(ピエール=イブ・カルデナル)は、トムに自分が恋人であることは隠すように求める…。排他的で閉鎖的な田舎と家族の中で過ごすうち、トムは次第にフランシスに惹かれていく。濃厚な心理サスペンスのようですが、それだけではない何かがありそう。

予告編

基本情報

トム・アット・ザ・ファーム(原題:”Tom a la ferme“)
上映開始日:2014年10月25日
上映時間:100分
監督:グザビエ・ドラン
音楽:ガブリエル・ヤーレ
脚本:グザビエ・ドラン/ミシェル・マルク・ブシャール
出演:グザビエ・ドラン/ピエール=イブ・カルディナル/リズ・ロワ/エブリーヌ・ブロシュ/マニュエル・タドロス

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/tom/
公式Twitter:https://twitter.com/tomatthefarm_JP
上映館:アップリンク(渋谷)、シネマカリテ(新宿)、ヒューマントラストシネマ有楽町(有楽町)、キネカ大森(大森)ほか

⑩新感覚ゾンビ映画!:『ゾンビ・リミット』

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 今月のゾンビ映画枠。ゾンビ化に対するワクチンが開発され、ゾンビが日常化した世界。「リターンド」と呼ばれるゾンビウイルス保菌者は定期的にワクチンを摂取することで日常生活を送っていた。しかし、そのワクチンの在庫が残り僅かであるという噂が流れ…。ゾンビが日常に溶け込んでいく映画といえば『ゾンビーノ』が思い出されますが、この作品ではおそらくゾンビそのものよりもワクチンを巡る骨肉の争いが描かれるのではないかと予想。『ウォーキング・デッド』もメインは人間ドラマですしね。果たして、ゾンビは添え物になってしまうのか?そんなところにも注目していきたい映画ですね。

予告編

基本情報

ゾンビ・リミット(原題:”Retornados“)
上映開始日:2014年10月26日
上映時間:98分
監督:マヌエル・カルバージョ
音楽:ジョナサン・ゴールドスミス
脚本:アテム・クライチェ
出演:エミリー・ハンプシャー/クリス・ホールデン=リード/ショーン・ドイル/クローディア・バソルス/バリー・フラットマン/メリーナ・マシューズ/ポーリーノ・ヌネス

公式サイト:http://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/ (シッチェス・ファンタスティック・セレクション2014)
上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷)ほか


 というわけで、今月見たい10本でした!他にも『アンチクライスト』のラース・フォン・トリアー監督の新作『ニンフォマニアックvol.1』とかフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』あたりも見たいですね。まあ、東京国際映画祭の具合次第にはなるのですが…笑

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